米Microsoftは8月22日(現地時間)、米国で「Designer in Edge」の広範な提供を開始した。昨年10月に発表し、現在プレビュー提供中のオンラインデザインツール「Microsoft Designer」を、ブラウザ「Microsoft Edge」のサイドバーで利用できるようにする。

Designerは生成AIを用いて、ユーザーが入力した文章(プロンプト)から画像やデザインを生成するデザインツールだ。背景の除去やフィルタ処理、サイズの変更、明るさやコントラストの調整、イメージに合ったコピーや投稿用メッセージの提案といった機能も備えており、素材探しやデザインに時間をかけることなく、ソーシャルメディアの投稿のサムネイルやバナー、ブログにつけるイメージなどを素早く作成できる。

Edgeのサイドバーに組み込まれることで、今開いているページを離れたり、ウィンドウを切り替えることなく、創作意欲が沸いた時すぐにデザインに取り組める。また、Facebook、Twitter、Pinterestのようなソーシャルメディアで投稿を下書きしている際に、入力に合わせてDesigner in Edgeがデザインを提案してくれる。

Designer in Edgeを利用するには、Edgeのサイドバーを開いて[+]をクリックし、カスタマイズで追加する。