Samsungのスマートウォッチ新製品、「Galaxy Watch6」シリーズがグローバルで発表されました。ラインナップは「Watch6」と「Watch6 Classic」の2モデルで、それぞれにケースサイズが2種類ずつ提供されます。今回のニューモデルではウェルネス関連の機能が強化されたほか、デザイン性がさらに向上しています。
「Galaxy Watch6」シリーズは、Wear OS 4ベースのOne UI 5 Watchを搭載したハイエンドスマートウォッチ「Galaxy Watch」シリーズの最新モデル。前モデルの「Galaxy Watch5」シリーズではWear OS 3.5ベースのOne UI 4.5 Watchだったので、それぞれアップデートされています。
SoCにはExynos W930を搭載。こちらも、前モデルではExynos W920だったので進化しています。いずれのモデルもメモリは2GB、ストレージは16GB。どちらにもLTEモデルが存在し、Bluetooth 5.3、無線LAN 2.4GHz+5GHz、NFCなどを搭載。5ATM、IP68、MIL-STD-810Hといったタフネス性能を備えます。
「Galaxy Watch6」はArmor Aluminumケースを採用し、ケースサイズは44mmと40mm。サイズは、ケースサイズ44mmが42.8×44.4×9.0mmで重さ33.3g、ケースサイズ40mmが38.8×40.4×9.0mmで重さ28.7g。本体カラーはGraphite/Silver、Graphite/Goldとなっています。
ディスプレイはサファイアクリスタルガラスを採用し、44mmモデルが1.5型(37.3mm)で480×480ドットのSuper AMOLED。40mmモデルは1.3型(33.3mm)で432×432ドットのSuper AMOLEDです。
「Galaxy Watch6 Classic」はケースがステンレススチールで47mm、43mmが用意されます。サイズはケースサイズ47mmが46.5×46.5×10.9mm、59.0g。ケースサイズ43mmが42.5×42.5×10.9mm、52.0g。本体カラーはどちらもブラックとシルバーの2色展開。
ディスプレイはサファイアクリスタルガラスを採用し、47mmモデルが1.5型(37.3mm)で480×480ドットのSuper AMOLED。43mmモデルは1.3型(33.3mm)で432×432ドットのSuper AMOLED。
「Galaxy Watch6」はベゼル幅が30%スリムになり、「Galaxy Watch6 Classic」も回転ベゼルが15%薄くなったことなどで、ディスプレイの大型化やコンパクト化を実現。20%のディスプレイサイズ大型化と高輝度化を果たしたほか、バッテリーサイズも大型化したと言います。
搭載されているバッテリーは44mm/47mmモデルが425mAh、40mm/43mmモデルが300mAh。バッテリー持続時間はいずれも最大40時間(Always On Displayオフ)、30時間(同オン)となっています。
ソフトウェアとしては特に睡眠に関して強化されていて、睡眠パターンを測定して、より快適な睡眠が実現できるようアドバイスなどを表示します。睡眠の質に合わせて8種類の動物を表示するスリープアニマル機能を搭載。自分の睡眠の質がどういった状況にあるか、動物に合わせてすぐに確認できるようにしています。
一番いい睡眠はライオンで、一番良くないのがサメという扱い。一部のサメは常に動き続けて連続した睡眠を取らないといった習性があり、人間の睡眠としては良くないということのようです。
コンパクトになって大画面化するなど、基本的なデザイン性が向上したWatch6シリーズ。様々なバンドを交換したり、ウォッチフェイスを切り替えたりすることで色々なスタイルで身につけられるスマートウォッチとして、Galaxyシリーズとの親和性の高さをアピールしています。
現時点で国内発売は明らかにされていませんが、これまでの経緯からして日本でも発売されるのは間違いないでしょう。