Dynabook、第13世代Core搭載の薄型15.6型ノートPC「dynabook P55」など3機種

Dynabookは6月29日、法人向けに15.6型ノートPC「dynabook P55」（以下、P55）および、「dynabook B55」（以下、B55）「dynabook B45」（以下、B45）の3機種を発表した。同日から受注を開始する。

価格は仕様や構成によって異なるが、P55が399,300円から、B55が401,280円から、B45が339,900円からの見込み。

dynabook B55

15.6型の大画面と薄さを両立した、法人向けノートPC。P55では第13世代Intel Coreを、B55・B45では第12世代Intel Coreプロセッサを選択でき、CPUをハイパフォーマンスで維持する独自技術「dynabook エンパワーテクノロジー」も搭載する。

P55は15.6型ながら厚みが19.9mmと薄型で、光学ドライブを省き、重さを約1.77kgに収めた。B55とB45も15.6型画面だがこちらは光学ドライブを備え、DVDスーパーマルチドライブ、あるいはDVD-ROMドライブを選択できる。重さは約2.2kg。

天面

キーボード面

通信はギガビット有線LANやBluetoothのほか、新たにWi-Fi 6Eに対応。また、P55ではWindows Hello対応の顔認証Webカメラを標準で装備し、セキュリティに配慮した（B55・B45は選択式）。このほか3機種とも、NIST（アメリカ国立標準技術研究所）のサイバーセキュリティガイドライン「NIST SP 800-147／155／193」に準拠している。

オンライン会議に役立つ機能では、周囲のノイズを押さえ、自分や相手の声を聴きやすくする「AIノイズキャンセラー」、マイクのオン／オフをキー操作で切り替えられる「ワンタッチマイクミュート」を搭載。

B55では顔認証センサーを選択すると、AIが人を識別して明るさや顔位置を調整する「AIカメラエフェクター」が、P55では顔の動きに合わせて自然な美顔・美肌に補正する「バーチャルメイク」などを含む「CyberLink YouCam for dynabook」が利用できる。