人気TCG「ポケットモンスター」の新拡張パック「ポケモンカード151」が6月16日に発売されたが、早くも高額転売の餌食となり、またもや物議を醸している。さらに転売ヤーは、フリアアプリのプラットフォームをメルカリから今度はPayPayフリマへ移行しているという観測もある。ネットでは「もう終わりだよこの国」「全てのフリマサイトで対策してくれ」などと話題となっている。

  • ポケカ転売問題、転売ヤーは「PayPayフリマ」へ移行? - ネット「全フリマサイトで対策して」

    ポケカ転売問題、転売ヤーは「PayPayフリマ」へ移行か?

「ポケモンカード151」は、ポケモン図鑑の図鑑番号の順に沿って、フシギダネからミュウまでの151種類のポケモンが収録された拡張パック。1パックにはランダム選ばれた7枚のカードが封入されている。

この新パックは、発売前日の6月15日深夜から購入しようと客が店頭に集まる騒動となり、早くも品切れとなる店舗も。発売日には、メルカリでも出品はされているものの、PayPayフリマにて大量の出品が確認された。なお、メルカリでは転売対策を進めている一環か、未だに転売は見られるが「価格が高騰している可能性がある」という注意喚起のテロップが表示されている。

  • メルカリでは、注意喚起のテロップが表示されていた

先日、メルカリとポケモンは、安心・安全に取引できる環境構築を目指し「マーケットプレイスの共創に関する覚書」を締結していた。その動きが影響してか、転売ヤーたちを新たに、PayPayフリマへと引き寄せてしまっているようなのだ。

なお、この新パックは6月15日~6月21日15時の期間で受注販売を実施。先着順ではないので、受注期間内に注文すれば購入できる。

ネット上では「転売ヤーも懲りないな今度はPayPayフリマかよ」「PayPayフリマは、去年から偽物や中身が違うとの報告が上がりまくっているから、そこで転売品を買うのは怖すぎる」「ポケモンカード公式は本当に無能。大手企業としてありえない。こんなの誰がどう考えても予想出来たこと」などの声が寄せられた。