ブックリスタは6月19日、同社が提供するショートマンガクリエイター支援サービス「YOMcoma(よむこま)」において、クリエイターへ収益を還元する「YOMcomaコミック」をリリースしたことを発表した。
「YOMcoma」は、クリエイターが創作を継続するために重要な収益化に着目し、その一環として「マンガ作品の収益化」をいろいろな手段で実現できるアイディアをテストしているという。
その新機能第1弾として今回、「YOMcoma」に投稿されたマンガ作品を紙のコミックとして販売できる「YOMcomaコミック」をリリースした。これは、アプリユーザーが好きな作品を自由に選び、紙のコミックを作成して購入できる機能で、コミックのページ数は作品点数によって自動で切り替わる(最小24ページ~最大144ページの6種類)。
ショートマンガを創作するクリエイターは、「YOMcoma」の管理画面上で作品ごとの販売許諾をかんたんにオンオフ可能。クリエイターが販売許諾をした作品のみアプリユーザーが選択でき、複数のクリエイターの作品を1冊にまとめる形でコミックが作成される。
コミックのページ数によって、販売価格の約26%~42%がクリエイターへ還元される原資となる。コミックは複数のクリエイターの作品を1冊にまとめる形で作成できるため、実際に作成されたコミックにおいて、自身の作品が占めるページ数の割合に応じて収益が分配される。
収益は「YOMcoma」投稿者サイト内のウォレットページから確認でき、入金申請ボタンをクリックした月の翌月10日に振り込まれる。