ケンコー・トキナーは6月16日、天体観測と自然観察に対応し、映った画像をスマホで撮影できる望遠鏡「ケンコーSKY WALKER SW-50A」を発売した。価格はオープンで、直販価格は10,780円。

  • ケンコーSKY WALKER SW-50A

「ケンコースカイウォーカーSW-50A」は、天体観測も地上観測もできる望遠鏡。天体観測用の「天頂ミラー」と、地上観察用の「正立プリズム」が付属し、星空観察のほか、地上風景やバードウォッチングも楽しめる。

スマートフォンアダプターが付属し、スマホを装着して写真や動画も撮ることも可能。

  • 左:天体観測用の「天頂ミラー」、右:地上観察用の「正立プリズム」

  • 付属のスマートフォンアダプターを使えば、スマホで撮影ができる

アイピースが3種類付属し、見たい対象物に応じて倍率を18倍、28.8倍、90倍に変更可能。また、天体について詳しく解説した「天体ガイドブック」や、月日と時刻を合わせることでその日時の星座の位置を確認できる「星座早見盤」が付属する。

  • アイピース3本付属し倍率が変えられる

  • 左:「天体ガイドブック」、右:「星座早見盤」

主な仕様は、光学タイプが屈折式、焦点距離が360mm、対物レンズ有効径が50mm。マウントは経緯台、口径比は1:7.2。極限等級は10.2等星、集光力は51倍。ファインダーは倍率が5倍、口径は24mm。

鏡筒サイズは80×340mm、重さは275g。架台(三脚)の高さは460~1110mm、架台(三脚)の重さは820g。

付属品はアルミ三脚、アイピース(4mm・12.5mm・20mm)、5×24ファインダー、天体観測用天頂ミラー、地上観察用正立プリズム、スマートフォンアダプター、天体ガイドブック、取扱説明書、星座早見盤。