キングジムは5月16日、耳をふさがないヘッドセット「Call Meets(コールミーツ)」を発表した。有線タイプ(CMU10)と無線タイプ(CMM10)の2タイプを用意し、6月9日より発売する。価格は有線タイプが17,600円、無線タイプが27,500円。
オープンイヤー設計により、耳をふさがず空気振動で音を届けるヘッドセット。耳や頭への不快感を軽減し、蒸れにくいため長時間でも快適に使用できるとする。
ヘッドセットの音声だけでなく周囲の音も聞こえるので、装着したまま周りの人と会話もできる。
ヘッド部分には柔軟なチタンワイヤーを採用。しなやかに曲がり頭の大きさにフィットするため疲れにくい。IPX4相当の生活防水設計により、汗や突然の雨などでヘッドセットが濡れても安心して使用可能。
音量の調節やマイクミュートの操作は、本体に搭載されたボタンや手元のコントローラーで行える。回転式のブームマイクは耳元にしまえる。
無線タイプ(CMM10)は、本体のマルチファンクションボタンで着信応答や音楽の再生・停止など様々な操作が可能。マイク部にはcVcノイズキャンセリングマイクを搭載し、周囲のノイズをカットして声をクリアに届ける。
Bluetoothで2台のデバイスを同時接続できるマルチポイントに対応し、最大8台まで記憶可能。音声コーデックは高音質・低遅延のaptX HD/aptX を採用。音楽再生に適した「スタンダードモード」と人の声などの中音域を強調する「ボイスモード」の2種類を切り替えて使用できる。バッテリーは最大12時間の連続通話が可能。充電時間は約1時間。
有線タイプ(CMU10)は、3.5mm4極ミニプラグ接続のため幅広い機器で使用でき、コードに付属したコントローラーで音量調節やミュートの操作が可能となっている。
無線タイプ(CMM10)の主な仕様は、本体サイズがW120×D150×H46mm、重さ約36g。充電時間は約1時間、連続使用時間は音楽再生が約16時間、通話が約12時間、待機が約336時間。
マイクの型式はMEMS、マイク感度は-38dB±3dB、指向特性は全指向性、スピーカーの再生周波数帯域は20〜20,000Hz、インピーダンスは16Ω。通信方式はBluetooth 5.2、通信距離は約10m、対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HSP、HFP、対応コーデックはSBC、AAC、aptX、aptX HD。USB充電ケーブル(Type-A to Type-C)、専用ケースが付属する。
有線タイプ(CMU10)の主な仕様は、本体サイズがW120×D150×H46mm、重さが約56g。インタフェースが3.5mm4極ミニプラグ(CTIA規格)、コード長は約150cm。マイクの型式はECM、マイク感度は-42dB±3dB。専用ポーチが付属する。