米Microsoftが昨年10月にリリースした「Windows 10 2022 Update」（Windows 10バージョン22H2）がWindows 10の最終バージョンになる。4月27日（米国時間）にWindows IT Proブログで「Windows client roadmap update」を公開して明らかにした。

Windows 10は、2025年10月14日が全体のサポート終了日になっており、昨年秋のバージョン22H2リリース時点で同バージョンのメインストリームサポートの終了日がWindows 10 Home/Pro（ 2024年5月14日）とEnterprise/Education（2025年5月13日）であったため、機能アップデートがさらに1回行われる可能性があった。しかし、27日のクライアントロードマップ更新で、「現在のバージョンである22H2がWindows 10の最終バージョンになります」と発表した。Windows 10のサポート終了まで、毎月のセキュリティ更新プログラムでサポートを継続する。

今後Windows 10の機能追加アップデートはリリースされないため、速やかなWindows 11への移行を「強くお勧め」している。また、Windows 10を使用し続ける必要がある場合は、2025年10月14日まで毎月のセキュリティ更新プログラムの配信を受けられるように、速やかにWindows 10のバージョン22H2にアップデートすることを呼びかけている。