米AMDは4月25日(現地時間)、ハンドヘルド型ゲーミングPC向けの最新プロセッサシリーズとして、「Ryzen Z1プロセッサ」を発表した。性能別に2モデル用意されている。
今回発表されたのは、昨今各メーカーから投入が相次いでいるハンドヘルド型ゲーミングPC用のプロセッサ製品。8コア16スレッドのCPUとRDNA 3ベースのユニットを12個内蔵する「AMD Ryzen Z1 Extreme」と、6コア12スレッドでRDNA 3ベースのユニットを4つ内蔵する「AMD Ryzen Z1」を展開。搭載製品として、ASUS ROGから投入予定の「Ally」が世界で初めて採用するという。
性能の詳細については触れられていない。Microsoftでハードウェア部門の責任者を務めるRoanne Sones氏は発表に寄せて、「Xbox Game Pass Ultimateでは何百ものゲームを外出先でのゲーム用ハンドヘルド機などの新しいデバイスに提供しており、このデバイスカテゴリーを成長させるためにAMDが新しいプロセッサに投資していることに興奮しています」と述べている。