EcoFlow Technology Japanは4月19日、同社初のポータブル冷蔵庫「EcoFlow GLACIER」を発表した。ポータブル冷蔵庫では初めて製氷機を内蔵したのが特徴。本体は内部で2つに仕切れる構造になっており、冷蔵と冷凍が同時に利用できる。別売のバッテリーを装着すれば、電源がない場所でも最長40時間駆動できる。アウトドアレジャーや屋外スポーツ、釣りを楽しむ人に売り込む。

希望小売価格は、EcoFlow GLACIERが124,300円、専用バッテリーパックが33,000円、専用キャスター+伸縮式ハンドルが14,300円。先行予約を4月26日から実施し、5月10日から販売する。

  • 冷蔵と冷凍に対応したEcoFlow初のポータブル冷蔵庫「EcoFlow GLACIER」

製氷機を内蔵したポータブル冷蔵庫。製氷機は、12分で18個の氷が作れる。内部の貯蔵スペースは冷蔵と冷凍に対応しており、付属の仕切り版で2つに仕切れば冷蔵+冷凍を同時に使える。仕切り版は取り外せばまな板としても使える。急速冷凍モードにすれば、30度の状態から0度の状態まで15~20分で冷却できる。

  • 仕切り版を使えば冷蔵と冷凍を同時に使える。右端には製氷機がある

  • 弾丸状の氷が作れる

  • 仕切り版を取り外せば、まな板として使えるのがユニーク

AC100V電源、ポータブル電源、着脱式バッテリー、ソーラーパネル、シガーソケットの5通りの給電で駆動する。別売の着脱式バッテリー(298Wh)を装着すると、最長40時間の長時間駆動が可能。着脱式バッテリーにはUSB Type-C端子を搭載しており、スマホなどの充電にも使える。

  • ポータブル電源やソーラーパネルの電力で動かせる

  • 背面に別売の着脱式バッテリーを内蔵できる。USB Type-C端子経由でスマホなどの充電に使える

本体はスーツケースのようなデザインで、別売の伸縮式ハンドルとキャスターを装着すれば持ち運びが簡単になる。

  • 本体左右にしっかりした構造のハンドルを搭載するほか、別売でキャスターや伸縮式ハンドルを用意する

Wi-FiやBluetoothで専用アプリを導入したスマホと連携させれば、遠隔での温度確認や温度調整、駆動時間の確認などができる。