配膳ロボットがミスをしたとき、1台で謝罪するよりも、2台のロボットで謝罪した方が、人間にとって効果的であることがわかったそうだ。この結果は、同志社大学らの研究チームが検証したもので、米科学誌「PLOS ONE」に掲載された。
研究では、配膳ロボットが、料理を運んでいる途中で落としてしまい、お客に謝罪するというストーリーで、1台のロボットが謝罪する映像と、2台のロボットが謝罪する映像を用意。全国の男女168人に2つの映像を視聴してもらい、「許し」や「信頼」、「利用傾向」などの観点から印象の違いをアンケートした。
結果は、1台のロボットよりも2台のロボットからの謝罪の方が好印象であるが明らかとなった。具体的に、参加者は「許し」や「信頼」の観点で有意に好み、ポジティブに評価したそうだ。
また研究では、2台目のロボットの行動が与える影響を調査。先ほどの調査に参加しなかった全国の男女430人に、2台目のロボットが「謝罪のみ」、「掃除のみ」、「両方の行動」を取る3つのパターンの映像を視聴してもらった。
結果は、「両方の行動」を取ったロボットは、「謝罪のみ」、「掃除のみ」の行動を取るロボットよりも好まれることがわかったそうだ。2台目のロボットが、複数の役割を持つことで、もう一方のロボットのミスを効率的にリカバーできるようだ。
同研究チームは、この結果に「2台のロボットを使うだけで、1台のロボットよりも高いコストが発生する。2台のロボットが謝罪することで、参加者は(高いコストが発生しているぶん)より誠実な謝罪であると認識するのかもしれない」と説明し、「謝罪のコスト」が、この結果になった理由の一つではないかと分析している。
ネット上では「虚構新聞かとおもっちゃった。」「ニンゲン チョロイ」「人間ってめんどいなあ」「そういう研究の論文もあるんだ....」などの声が寄せられた。

