ベンキュージャパンは3月15日、世界初となるWindows 11 IoT Enterprise搭載のスマートプロジェクター「EH620」を発表した。実売価格は247,000円前後。3月30日より発売する。

  • Windows 11を搭載し、単体でさまざまなコンテンツが投影できるスマートプロジェクター「EH620」

Windows 11を搭載し、単体で操作可能なスマートプロジェクター。Google Meet、Skype for Businessなどのビデオ会議用アプリを標準で搭載しており、ビデオ会議での運用に適している。クラウドストレージへも直にアクセスできるので、資料の投写やファイル共有などもやりやすい。

CPUはIntel Celeron 4205Uを搭載し、無線機能はIEEE802.11ac/a/b/g/nとBluetooth4,2に対応。付属のワイヤレスドングルを使うことで、スマートフォンやタブレット、PCなどに表示しているコンテンツをワイヤレスでミラーリング表示できる。同時表示可能画面数は4画面まで。

投写方式はDLPで、1,920×1,080ドットでの投写に対応。入力解像度は640×480~1,920×1,080ドットだ。レンズは焦点距離12~15.6mmで、自動垂直±40度の台形補正に対応する。ランプ寿命は通常で最大4,000時間、エコで最大10,000時間、スマートエコで最大約15,000時間を確保する。輝度は3,400ルーメン、コントラスト比は15,000:1。

映像入力インタフェースはHDMI×2、D-sub×1。映像出力インタフェースはD-sub×1。音声出力用に5W+5Wのスピーカーを備え、USB 3.0×3基、USB 2.0×2基も備える。本体サイズは約W380×D127×H263mm、重さは約4.2kg。