東プレは3月6日、静電容量無接点スイッチを採用したREALFORCEブランドのゲーミングキーボード新製品「GX1 Keyboard」を発売した。キー入力のオン位置・オフ位置が指の動きに合わせて可変するモードを搭載し、高速入力できることが特徴。日本語配列、英語配列の両方を用意し、価格はいずれも33,000円。

  • REALFORCE GX1 Keyboard 日本語配列モデル(キー荷重45gが型番X1UC11、キー荷重30gが型番X1UC13)

  • REALFORCE GX1 Keyboard 英語配列モデル(キー荷重45gが型番X1UD11、キー荷重30gが型番X1UD13)

REALFORCEのキーボードでは、キースイッチのオン位置(アクチュエーションポイント)を4段階で設定できるAPC(アクチュエーション・ポイント・チェンジャー)機能を搭載しているが、今回発売する「GX1 Keyboard」は、APC機能をノーマルモードとし、新たにキースイッチのオン位置・オフ位置を指の動きに合わせて可変する「ダイナミックモード」を搭載した、“Dual-APC”仕様となっている。

ダイナミックモードは静電容量無接点方式の特性である、キーストロークのアナログ値を取得できる機能を応用したもので、これによりさらなる高速入力が可能となった。また、スイッチはゲーム時のボイスチャットに打鍵音が入りにくい静音スイッチを採用する。

筐体はREALFORCEとして初のフローティングデザインを採用し、約1,677万色の発光が可能なバックライト機能が美しく光るとする。発光パターンは16種類を選択でき、各キー個別にタイミングや発光方法を制御できるカスタム機能も搭載。接続は有線(USB)ケーブルで、左右、中央の3方向から取り回せる構造になっている。

  • 日本語配列モデルの背面

  • 日本語配列を前から見たところ

  • 日本語配列を横から見たところ

PC用ソフトウェア「REALFORCE CONNECT」と組み合わせると、「Dual-APC」設定のほか、「複数のキー操作を1つのキーで実行できるマクロ」「カスタムイルミネーション」「キー配置をカスタマイズできるキーマップ入替機能」といった機能を利用できる。

ラインナップは、日本語配列・英語配列のそれぞれに45g荷重、30g荷重が選べる計4製品。キー数は日本語配列が91キー、英語配列が87キー。Dual-APCノーマルモードのAPCオン位置は0.8mm/1.5mm/2.2mm/3mmの4段階。Nキーロールオーバーは全キー同時押しに対応する。

本体色およびキーキャップはブラックで、キー印字は2色成形。本体サイズはW143.1×D365×H38.2mm、重さは1.3kg。対応OSはWindows 10以降。

オプション品として、リストレスト「ジェル リストレスト」(型番M080201、価格7,920円)が同時発売するほか、ストロークを調整することで高速入力と静音性を向上させる「GX1キースペーサーセット」が近日発売予定だ。

  • 同時発売する「ジェル リストレスト」

  • 「ジェル リストレスト」と英語配列モデルを組み合わせたところ

  • 「GX1キースペーサーセット」の日本語配列向けモデル

  • 「GX1キースペーサーセット」の英語配列向けモデル