フィリップ モリス ジャパンは2月27日、加熱式たばこ「IQOS ILUMA」シリーズの限定モデルとなる「IQOS ILUMA ONE NEON(イルマ ワン ネオン)モデル」を発表した。3月6日から順次発売し、価格は3,980円。現行の通常モデル「IQOS ILUMA ONE」と仕様は共通となり、限定カラーのバイオレット/マゼンタをラインナップする。

  • IQOS ILUMA ONE NEON。パッケージもバイオレットとマゼンタを用いた特別仕様だ

取り扱いは、IQOSオンラインストア、IQOS LINE公式アカウント、全国8店舗のIQOSストア、IQOSショップ(ヤマダデンキ一部店舗)、IQOSコーナー(ドン・キホーテ系列の一部店舗ほか)。3月22日からは、コンビニエンスストアや一部のたばこ取扱店でも順次発売する。

IQOS ILUMAは、独自の「スマートコア・インダクション・システム」によって、たばこスティックを挿すホルダー内の加熱ブレードをなくしたシリーズ。クリーニングの手間やブレードの破損リスクがなくなった。

IQOS ILUMA ONEは、2022年3月に登場したIQOS ILUMAシリーズのエントリーモデル。同じIQOS ILUMAシリーズの「IQOS ILUMA」と「IQOS ILUMA PRIME」は、たばこスティックを挿すホルダーと、ホルダーの充電器(チャージャー)が別々となっているが、IQOS ILUMA ONEは一体型だ。

IQOS ILUMAとIQOS ILUMA PRIMEが備える、たばこスティックを差し込むだけで加熱が始まるオートスタートや、本体を持ち上げるとLEDが点灯するスマートジェスチャー機能などは、IQOS ILUMA ONEでは省かれている。一方で、IQOS ILUMA ONEは20回連続で使用でき、3,980円という低価格を実現している点が特徴だ。

  • IQOS ILUMA ONEは2022年3月に登場

今回のIQOS ILUMA ONE限定モデルは、2022年5月に発売された「IQOS ILUMA NEON モデル」と同じ鮮やかなバイオレットとマゼンタのカラー。ボディにはバイオレット、スライド式のキャップと、キャップ周りのふち、底面にマゼンタを配色する。

  • 鮮やかなカラーリング

  • スライド式キャップとふちにマゼンタを用いた

  • たばこスティックを差し込む穴。中にブレードはない

  • LEDライトを搭載。バッテリー残量を4段階で示す

  • 下部には滑りづらいラバー

  • 底部の充電用USB Type-Cポート周りもマゼンタ

仕様は現行のIQOS ILUMA ONEと共通。本体サイズはW30.6×D16.4×H121.6mm、重さは68.5g。ホルダーの連続使用は20回、充電時間は約90分。IIQOS ILUMA用たばこスティックの「TEREA(テリア)」か「SENTIA(センティア)」にのみ対応する。

  • 左からIQOS ILUMA ONE NEON、IQOS ILUMA NEON、IQOS ILUMA PRIME NEON(IQOS ILUMA NEONとIQOS ILUMA PRIME NEONは現在販売していない)

  • 左からIQOS ILUMA ONE NEON、IQOS ILUMA ONE OASIS。今回登場したIQOS ILUMA ONE NEONは、IQOS ILUMA ONEとして2つ目の限定モデルとなる

専用たばこスティックの新しい銘柄「センティア スムース ゴールド」も登場

  • 「センティア スムース ゴールド」

同時に、IQOS ILUMA専用たばこスティックのセンティア(1箱20本入り・530円)新銘柄として、「センティア スムース ゴールド」が発表された。ほんのりとした香りやまろやかな味わいとして、「すっきり感がありながらも雑味のないやわらかな味わい」が楽しめるとしている。

3月6日からIQOSストアやIQOSショップ、IQOSコーナー、コンビニエンスストアや一部たばこ取扱店で順次発売し、3月7日からIQOSオンラインストアで販売を開始する。

  • フィリップ モリス ジャパンによると、5段階中「強さ:2」、「コク:2」、「香り:2」

  • センティア スムース ゴールドが加わり、センティアは全13銘柄となる

発売に先駆け、さっそく新銘柄のセンティア スムース ゴールド(サンプル品)を吸ってみた。

まず感じたのは想像以上の軽さ。ストレートなレギュラー風味はほんのりと感じるが、吸いやすく口や喉に残る風味は薄めの印象だ。刺激も少なく、まろやかな味わいを楽しめるため、「サッパリしたレギュラー風味が好み」という人におすすめしたい。

  • マイナビニュース +Digital編集部の数少ない喫煙者である林編集長(写真右)と一緒に吸ってみた。デバイスはIQOS ILUMA ONE NEONを使用

  • レギュラーの既存製品である「ディープ・ブロンズ」「クリア・シルバー」に加わり、金・銀・銅がそろった(画像はセンティアスムースゴールドとクリア・シルバー)