東京電力が1月23日、家庭向けの電気料金のうちの規制料金について、平均29.31%の値上げ申請を経済産業省に行ったことを発表し、話題となっている。ネットでは「3割はちょっと」「さすがにこれ以上は無理よ」など批判の声が寄せられている。

  • 東京電力が電気料金「3割値上げ」の衝撃、ネット「これ以上は無理」「移住が現実味」

    東京電力が、規制料金について約3割の値上げ申請を経産省に提出

今回の値上げは、燃料価格の高騰が主な要因だという。平均の値上げ幅は29.31%で、今年6月からの値上げを目指しているようだ。同社は「苦渋の決断ではありますが、お客さまへの安定的な電力供給を継続するため、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます」とコメントしている。

なお、規制料金とは、電力小売り自由化以前から電力会社が提供している電気料金プランを指す。国の規制によって上限額などが規制されているため、規制を超える値上げには国への申請手続きが必要となる。電力自由化以降につくられた自由料金もあるが、こちらは電気料金を電力会社が決定できるため、燃料高騰などを受けて既に大幅な値上げが適用されている。東京電力ではこの自由料金についても「規制料金の認可内容に応じて、見直し内容が変更となる場合がございます」としている。

今回の規制料金の値上げは、今後、経産省の審議会で値上げ幅が適切かどうかを審査し、数カ月かけて最終的な値上げ幅を決めていく。ただ、2012年の前回の値上げの際、東電は平均10.28%の値上げ申請を行ったが、最終的には審査によって8.46%の値上げに引き下げられていた。

また東京電力では、今回の値上げ申請にあたり、新潟県にある柏崎刈羽原子力発電所の再稼働に関する運転計画を織り込んだ。具体的に7号機は今年10月から、6号機は2025年4月からの再稼働を想定しているようだ。これにより値上げ幅を抑制し、顧客の負担軽減につなげる計画としている。

ネット上では「3割はちょっと。。。」「関西移住が現実味を帯びてきたな…3割値上げはきちぃ🤔」「夏場家の中で死んでそう」「電気料金で国民はヒーヒー言ってるのに、まだ値上げするか!?さすがにこれ以上は無理よ」「えー‼️さらに値上げ・・💦」と値上げに批判の声のほか、「一度上がったものは何があっても下がらんからねぇ。これからが電気地獄になるんだろうな。原発を再稼働して欲しいところ」「お気楽な業界やな。まずは広告宣伝費をなくしてから言いなさい」「リスクを背負って原発に頼らないと、生活が干上がっちゃうよ」など、値上げ抑制の余地に言及する声も多く寄せられている。