アキバにインテルが帰ってきた
2022年11月19/20日に秋葉原のAKIBA SQUAREにて「第13世代 インテル Coreプロセッサー 圧巻のパフォーマンスを体験しよう!TOUCH & TRY EVENT」が旭エレクトロニクス株式会社、岡谷エレクトロニクス株式会社、テックウインド株式会社、菱洋エレクトロ株式会社の主催で行われました。
インテル株式会社 第二技術本部 部長 工学博士の安生健一朗氏のプレゼンテーションを中心に会場の様子をお伝えします。
と言っても、第13世代インテル Core プロセッサーの説明の前半は安生氏が過去に説明(参考記事)されており、ほぼ同じ内容だったので省略しますが、今回は第13世代 Core プロセッサの特徴として「(Eコアという)スーパーアシスタントが非常に増えてバックグラウンドプロセスの処理をPコアから肩代わりしてくれる事」を強くアピールしていました。
現在最大構成のCore i9-13900Kの場合、最高5.8Ghz動作のPコア8つに加えて最高4.3GhzとEコアが16あり、バックグラウンドの処理を行ってくれるので、メインプロセスは8つのPコアでガッツリ動くと説明。「『EコアはしょせんATOMじゃないの?』とも言われてたけど、そうは言わせないぐらい性能が上がってきた」と第13世代Intel Coreプロセッサーの影の主役を説明。
Innovation 2022のデモビデオのタスクマネージャーの画面も使って説明しており、3DCGのBlenderをバックグラウンド処理にすると、PコアのCPU占有率が減り、Eコアが100%に張り付く様子を紹介していました。
インテルのユーザー・コミュニティ向けの活動として、インテルBlue Carpet Project(参考記事)とインテル Blue Community(参考記事)を紹介。
前者に関しては日本のトップクリエイターにインテルを始めとする最新テクノロジー製品を貸与する活動を行っており、先日のイベントでは一つ前の第12世代プロセッサに対してのコメントがありました。
近々第13世代プロセッサ製品の貸与が始まるという事で、クリエイターが「今まで手を出しにくかったレンダリングに時間がかかる新しい表現方法の検証などに新たに挑戦してみたい」とのコメントが寄せられていました。
ゲームに関してはすでにRUGsというサイトを立ち上げていますが、今回のイベントでは10月28日にリリースされたばかりのCoDMW2(Call of Duty: Modern Warfare II)をフューチャー。Rush GamingのストリーマーGreedZz氏がステージに登壇し「CoDMW2はかなりリアリティのあるゲームでスペックを要求する。そのゲームの最高設定で(第13世代にすることで30~40FPS)上がるのはゲーマー目線では凄い」とコメントしていました。
会場内の展示はパーツメーカー、BTOメーカーの展示とインテルによるデモブースがあるほか、CoDMW2の試遊台が用意されていました。試遊台は今回起用されたRush Gamingのメンバーと対戦できる整理券を発行していたこともあり、安生氏のプレゼンが終了した頃には満席状態になっていました。
これも恒例ですが協賛パソコンショップで対象商品を購入すると抽選ができるようになっていました。