watchOS 9の新機能に、薬の服用をチェックできる「服薬」機能があります。iOSの「ヘルスケア」と連携して、服用スケジュールのリマインドや服用の記録が可能です。飲み薬、サプリメント等のほか、目薬・塗り薬等の外用薬のリマインド、頓服薬の随時記録も可能です。「ヘルスケア」の共有機能を使えば、ご家族の健康管理にも活用できます。
「服薬」の設定方法
「服薬」は、Apple Watch上では単独のアプリで、iPhone上では「ヘルスケア」の機能の一つとして表示されています。主な機能は、服用する薬の種類を登録し、指定した時間に服用を促す通知(リマインド)を表示することです。
服薬の設定はiPhone上で行います。
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服用する頻度・時間を設定します。「頻度」は「1日ごと〜99日ごと」から選択、または特定の曜日で指定が可能。頓服薬の場合は「必要なとき」を選択します。時間は、例えば「毎食後」なら食事時間に合わせて設定します。必要に応じて回数の追加が可能です
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薬の形状を選択します。錠剤・粉末・液体のほか、軟膏・注射・坐薬など様々なアイコンから任意のものを選択して[次へ]。薬の色・背景色をお好みで選択して[次へ]。追加の注意事項があれば記入し、最後に[完了]をタップします
これで服薬の設定が完了しました。
服薬の記録を入力する方法
通知から入力する方法方
上記で指定した日時になると「服薬」の通知が届きます。Apple Watchで通知を開けば、すぐに服薬を入力できます。
アプリから入力する方法
通知がない場合や、頓服薬を服用した場合は、アプリを開いて入力します。
服薬記録を確認する方法
過去の服薬記録はiPhoneの「ヘルスケア」に保存されます。下記の手順で記録を一覧することができます。
この記録は「ヘルスケア共有」で他の人へ共有できるため、離れて暮らす家族の健康管理などにも活用できます。ヘルスケア共有について詳しくはこちらの記事をご確認ください。
服用が終了した場合の対応
服用が終了した薬は「服用歴」へ移動させましょう。こうしておくと通知が出なくなります。また、薬の登録情報は残っているので、後日また必要になった場合に再利用することができます。
これで「服薬中の薬」リストから外すことができました。この薬を再度服用する場合は、下記の手順でリストに戻します。