大分県・佐伯市で、「温泉に匹敵するリラックス効果のある寿司」をモチーフにしたプラネタリウム「寿司ネタリウム」が11月30日までの期間限定で登場している。ネットでは、「天才か」「なかなかシュール」などと注目を集めている。

  • 寿司が星座に! 大分県に「寿司ネタリウム」が登場し、ネット「最高だと思う」

    「寿司ネタリウム」。なかなか面白そう。確かにみていたらお寿司が食べたくなってくる

佐伯市は、大分県の最南端に位置し、豊後水道の恵みが育んだ海の幸の宝庫だ。漁獲量は大分県内一を誇り、年間約350種類以上の海の味覚を楽むことができるのだという。その新鮮な地魚を使った「佐伯寿司」は、身が引き締まり、程よく脂が乗った絶品で、昔は殿様に愛され、最近ではアラブの王様を虜にしたほどなんだとか。そんな「佐伯寿司」の魅力を全国に発信するために「寿司ネタリウム」を開発したそうだ。

「寿司ネタリウム」は、「構想1時間、開発2日間、総製作費用3万円」と、ずいぶんな思いつき感で開発された佐伯市の魅力が詰まったプラネタリウムだ。寿司が星座になった美しい寿司空だけでなく、流星群のように寿司が尾を引いて夜空に現れる「寿司座流星群」や、大量のガリがオーロラとなって夜空に輝く「ガリのオーロラ」などを楽しむことができる。鑑賞しているうちに、不思議とお寿司を食べたくなるプラネタリウムなんだとか。なお、「寿司ネタリウム」を映し出すプロジェクターにこだわりがあるそうだ。佐伯寿司をかたどったオリジナルの「寿司プロジェクター」とされており、マグロ、ブリ、タコ、たまご、エビの五貫のデザインの個体が用意されている。

  • 寿司座流星群。よく見ると湯飲みまである

  • ガリのオーロラ。大量のガリが!

  • 寿司プロジェクター。細かいこだわりを感じる

この「寿司ネタリウム」を鑑賞できるのは、大分空港の足湯コーナーのほか、天空湯房 清海荘:大浴場前スペースや、美湯の宿 両築別邸:地下1階 階段前スペースなど、別府市内の対象宿泊施設だ。「別府メシを食べて、別府温泉に浸かったあとは、一日のラストに『寿司ネタリウム』で癒やされてください」とのこと。

ちなみに、「寿司ネタリウム」では、「流れ寿司チャレンジ」というインスタキャンペーンも実施している。「寿司ネタリウム」は15秒に1回「流れ寿司」が出現するのだが、その「流れ寿司」をスマホで撮影しInstagramに投稿すると、抽選で5,000円分の佐伯寿司券が手に入るそう。

  • 「流れ寿司チャレンジ」実施中

ネット上では「寿司ネタリウム…天才か🙄✨寿司の流れ星wwwww」「よく飲み込めてないけど、なんだか面白そう寿司ネタリウム…」「こういうバカバカしいことを自治体主導で全力でやれる大分県佐伯市の人たちは最高だと思う笑」「なかなかシュールですよね😂ガリのオーロラもぜひ見てみたいです笑笑」などの声が寄せられた。