5万円以下で買えるSocket AM5対応マザー

GIGABYTEの「X670 Aorus Elite AX」は、AMD X670チップセットを搭載するマザーボード。X670のため拡張スロットはPCI Express 4.0となるものの、価格が抑えめでコスパの良さが期待できるだろう。電源は16+2+2フェーズと強力で、大容量のMOSFETヒートシンクなど、冷却性にも優れる。価格は49,000円前後。

  • GIGABYTEの「X670 Aorus Elite AX」。ATXサイズで使いやすいモデルだ

    GIGABYTEの「X670 Aorus Elite AX」。ATXサイズで使いやすいモデルだ

  • USBが充実。ネットワークは、Realtek 2.5GbEとAMD Wi-Fi 6Eを搭載する

ピンポイントでケース内の冷却を強化!

長尾製作所の「SS-NVRM-FSTY60」は、マザーボードのVRMを冷却できるというファン。PCケースのリアファン(12cm/14cm)に固定することで、VRM周辺にダイレクトに風を当てることが可能だ。X-FAN製の6cmファン(RDM6020S)が2個付属しており、回転数は3,000rpm、ノイズレベルは20.06dBAとなる。価格は3,000円前後。

  • 長尾製作所の「SS-NVRM-FSTY60」。デュアル6cmファンで強力に冷却する

  • システムへの設置例。ファンの固定位置は、上下方向に微調整が可能だ

また同社からは、磁石式のファンステイ「SS-NFSTY-MAG」も新発売。これは、2本のステイでファンを挟み、ケース内の好きな場所に設置できるというアイテムだ。ファンは、8~14cmなら1個、5~7cmなら2個搭載可能(ファンは別売)。土台の磁石で固定するため、アルミケースなどは非対応となる。価格は1,500円前後。

  • こちらは「SS-NFSTY-MAG」。ステイの土台には、強力な磁石を搭載する

  • 14cmファンを設置した例。ステイは金属製なので、ショートには注意したい

フラットケーブルを採用したBronze電源

Cooler Masterの「MWE Bronze V2 FR」は、シンプルでスタンダードな80 PLUS Bronze電源だ。低価格なシリーズながら、冷却性と静音性に優れる12cmのHDBファンを搭載。また柔らかいフラットケーブルを採用しており、ケース内での取り回しも容易だ。450W、550W、650Wの3モデルがあり、価格は9,000円~11,000円前後。

  • Cooler Masterの「MWE Bronze V2 FR」。低価格ながら5年間保証が付属する

垂直エアフローを採用したタワーケース

IN WINの「A5」「A3」は、垂直エアフロー構造を採用したPCケース。トップとボトムがメッシュ仕様になっており、電源ユニットをフロントに配置することで、ボトムからトップへのスムーズなエアフローを実現した。リア側にARGBファン「Mercury AM120S」が付属。価格は、ATX用のA5が14,000円前後、microATX用のA3が13,500円前後だ。

  • IN WINの「A5」。両モデルとも、最長34cmのグラフィックスカードに対応する

  • こちらは「A3」。仕様はほぼ同じで、A5との違いは高さが6cm低いことくらい