違法駐車を取り締まる中国の駐車ロボットがすごいと話題となっている。いったいどんなものだろう。
公共の場所で駐車スペースには限りがある際に、二列で駐車してしまう違法な「二重駐車」をする車両を見かけたことがある人は多いかもしれない。こういった違法駐車問題を解決するソリューションを中国の企業が提供している。
話題となっているロボットは、深センのテクノロジー企業・Shanyi Technologies社が開発したものだ。2.1メートル×1.1メートル×0.11メートルの板状の「Combo」というロボットで、車両の下に潜り込み、各タイヤを2本のアームで挟み浮かせる。そのまま軽々と車両を別の場所へ移動させるのだ。このロボットがあれば、別の車が自分の車を邪魔で出られなかったとしても、わずか20秒ほどで効率的に車両を移動してくれるようだ
同社によれば、このロボットは、商業オフィスエリアや、空港、高速道路などの駐車スペースが不足する交通エリアに適しており、違法駐車をしている車を移動させたり、スムーズな駐車をアシストしたりと幅広い使用方法があるという。実際に動作している映像が同社の公式サイトに掲載されているので、ぜひ見てほしい。
ネット上では「素直に技術に関心」「これ、地味だけどけっこうすごくない?」など驚く声のほか、「縦列がくそ下手な私のために欲しい」「すげえ、ホテルとかでも使えそう」と、様々な目的で応用して使えそうとの声が寄せられた。