2022年10月発売予定のG-SHOCK新製品を実機写真とともに紹介しよう。カラフルなモデルが目立った前回(9月発売)とは対照的に、今回はモノトーン、特にブラックカラーのアイテムが並んだ。秋の装いにモノトーンが合うという理由もあるが、G-SHOCKのイメージはやはり黒であることを再認識する。

シルバーの「MTG-B3000D-1AJF」、ついに登場!!

2022年5月に登場した「MTG-B3000」に、ケースとバンドがシルバーのモデルがいよいよ加わる。

  • 待望のシルバーモデル「MTG-B3000D-1AJF」

「MTG-B3000D-1AJF」は、メタル素材と樹脂素材を組み合わせることで耐久性と軽快な装着感を両立した「MT-G」シリーズの最新作。

カーボン強化樹脂ケースでモジュールを保護。これをメタル外装で覆った(よりいっそう進化した)「デュアルコアガード構造」をはじめ、ケースの小型化・薄型化、工具不要で付け替えを簡単に行えるワンプッシュ式交換バンドなど革新的な構造を採用している。

詳しくは、別記事『G-SHOCKの話題作「MTG-B3000」を実機写真で!』に譲るが、MTG-B3000は登場時から「本体とバンドのカラーはブラックIPをベースとした3モデルで展開」していた。以前から「MT-Gといえばシルバー」のイメージも強く、ビジネスシーンでも使いやすいことから、本作は待望のモデルといえるだろう。

風防は耐傷性の高いサファイアガラス。機能面ではマルチバンド6対応の電波時計、Bluetoothによるモバイルリンク機能(アプリ「CASIO WATCHES」対応)、タフソーラー駆動など、仕様や性能はベースモデルと同様だ。価格は132,000円。

俺たちのFROGMANに30周年記念モデル「GW-8230B-9AJR」が登場!

1993年、G-SHOCKのラインナップに「DW-6300」なるモデルが加わった。初期型FROGMAN(フロッグマン)である。

そう、2023年、みんな大好きFROGMANが発売30周年を迎えるのだ。これに伴い、30周年記念モデルが登場。ベースモデルはシリーズ最新のアナログフロッグマン「GWF-A1000」かと思いきや、なんと2代目FROGMAN「DW-8200」(1995年発売)のデザインを再現しつつ、現代仕様にアップデートしたスペシャルバージョン。型番は「GW-8230B」だ。

  • ケースのTITANIUMという文字がまぶしい「GW-8230B-9AJR」

ケースはチタン製。ベゼルとバンドにはサスティナビリティ(持続可能性)を意識したバイオマスプラスチックを採用(FROGMAN初!)。しかも、DW-8200のダイヤル形状を忠実に再現したソーラーパネルを開発、タフソーラー仕様として再設計されている。これはもはや、単なるリバイバルを超えた「FROGMANのニューモデル」なのだ!

  • 2023年はG-SHOCKの40周年とFROGMANの30周年。GW-8230B-9AJRはダブルアニバーサリーにふさわしいモデルだ

防水性能はISO規格200m潜水用防水。カラーは、当時人気だったゴールドチタンモデル「DW-8200B-9A」を再現した。裏ぶたにはFROGMAN30周年の特別デザインを刻印、バックライト点灯時も同じマークが浮かび上がる。

FROGMANのキャラクターである潜水ガエルをデザインした特別パッケージと、綿100%の巾着袋が付属。価格は77,000円。

荒野を旅する冒険者の「GAE-2100WE-3AJR」

大人気シリーズ「GA-2100」の流れを汲む「GAE-2100」をベースモデルに、荒野を旅する冒険者のイメージを重ねた「GAE-2100WE-3AJR」が登場。

  • ダークグリーンのカモフラージュが「自然」や「冒険」を思わせる

カラーは、ダークグリーンが基調のカモフラージュ柄。これに加え、バンドとベゼルを手軽に着脱できる「GAE-2100」の特長を生かした、交換用のバンドとベゼルが付属する。

  • 交換用のバンドとベゼル。中央は補助工具

交換用バンドには軽量で耐久性に優れたCORDURA(※)ECOクロスバンドを採用。カラーはオレンジで、秋冬のファッションにも合わせやすい。なお、ダブルLEDライトの装備や残照電池駆動(寿命約3年)など、機能や性能はベースモデルと同様だ。

価格は27,500円。時計を交換用バンド、ベゼルとともに収納できるカモフラ柄のスペシャルボックス付き。

※ CORDURA(コーデュラ)は、耐久性に優れたファブリックに対するインビスタ(INVISTA)社の登録商標。

G-SHOCKのブランドカラーをまとった4モデル

G-SHOCKのブランドカラー、ブラック&レッドのシリーズが登場。

ベースはG-SHOCKを代表する定番の4モデル。ソーラー電波搭載のビッグケースモデル「GAW-100」、オクタゴンベゼルが特長のBluetooth対応ソーラー「GA-B2100」、そしてビッグケースの「GA-2200」と「GA-100」が選ばれた。

  • ブラックのボディにレッドのアクセントが映える

  • タフソーラー電波時計モデル「GAW-100BNR-1AJF」

  • タフソーラーとモバイルリンクを搭載した「GA-B2100BNR-1AJF」

  • カーボンコアガード「GA-2200BNR-1AJF」

  • ビッグケースモデルの「GA-100BNR-1AJF」

各モデルとも機能や性能はベースモデルと同様だが、液晶の文字色まで赤いものは珍しく、これも本作の魅力となっている。

価格は「GAW-100BNR-1AJF」が28,600円、「GA-B2100BNR-1AJF」が23,100円、「GA-2200BNR-1AJF」が17,600円、「GA-100BNR-1AJF」が15,950円。