Define 7/Meshify 2に待望のミニタワー

Fractal Designの定番ケース「Define 7」「Meshify 2」シリーズに、ミニタワー版が登場した。それぞれ、microATX用の「Mini」と、Mini-ITX用の「Nano」があり、サイドパネルやカラーが違う計8モデルがラインナップ。コンパクトながら、ハイエンド構成に対応する。価格は、Miniが20,500円前後、Nanoが18,500円前後。

  • Fractal Designの「Define 7 Mini/Nano」。特徴を引き継ぎつつ小型化した

  • こちらは「Meshify 2 Mini/Nano」。前面がメッシュでエアフローに優れる

Define 7 Mini/Nanoは、スタイリッシュな外観と優れた静音性を備えたモデル。カラーはブラックのみで、スチール/強化ガラスのバリエーションがある。Meshify 2 Mini/Nanoは、同様のシャーシを採用しつつ、エアフローを重視したモデル。こちらは、ブラック/ホワイトのカラバリが用意されている。

SFっぽい外観のオープンフレームケース

JONSBOの「MOD5 Gray」は、12cmファンを最大9個も搭載可能というオープンフレームケース。フロントとボトムは36cmラジエータにも対応しており、ハイエンドPCの構築が可能だ。メカっぽいデザインも非常にユニークで、装甲のようなアルミパネルと、強化ガラスを備えた。オリオスペックでの価格は73,590円。

  • JONSBOの「MOD5 Gray」。ATXマザーボードに対応し、斜めに搭載するスタイル

  • レイアウトが分かりにくいが、ファン/ラジエータと電源はこのように搭載する

  • フロントにも強化ガラスを搭載。ボトム側にはI/Oポートが用意されている

  • システムの構築例。なお、ファンは全てオプションで、標準では付属しない

またJONSBOのサブブランドであるJONSPLUSからは、三角柱のようなデザインが特徴的なMini-ITXケース「BO 102」も新登場。高さ59.5cmのタワー内部はトリプルチャンバー構造になっており、各面に(1)マザーボードとATX電源、(2)グラフィックスカードとストレージ、(3)ラジエータを格納可能だ。オリオスペックでの価格は65,780円。

  • JONSPLUSの「BO 102」。3つの面がチャンバーで、それぞれパーツを格納する

  • ボトムの20cmファンで内部を冷却する。ラジエータは最長36cmに対応可能だ

グリーン/パープルもあるアルミケース

アビー(コンピューケース・ジャパン)の「AS Enclosure W1A」は、フルアルミ製のmicroATXケースだ。フロントには吸気用の長いスリットが開けられており、24cmラジエータの搭載も可能。内部はデュアルチャンバー構造で、電源はSFX-Lに対応する。シルバー、ブラック、グリーン、パープルの4色を備え、ツクモでの価格は39,800円。

  • アビーの「AS Enclosure W1A」。アビーらしくカラバリが豊富なケースだ

  • リア側から見ると、左右のデュアルチャンバー構造であることが分かる