LGエレクトロニクス・ジャパンは、4K有機ELテレビ「ART90」(65V型)のオプションとして、ファブリック素材を使ったフロントカバーの受注生産販売を8月5日に開始した。価格はオープンプライスで、店頭価格は5.5万円前後を見込む。カラーはレッドウッド、グリーンの2色。
ART90(6月発売/実売99万円前後)は、デンマークのファブリックメーカー「kvadrat(クヴァドラ)」と協業し、キャンバスアートのようなデザインに仕上げたユニークなテレビ。ファブリック調のカバーは電動で上部にスライドし、画面の縦約3分の1程度を残して、時刻や音楽再生の画面をライン状に表示するイーゼルデザインに変形できる。
ユーザーの好みや季節、インテリアなどに合わせて自由に色を変えられるよう、レッドウッドとグリーンのフロントカバーを別売オプションとして追加し、標準付属のベージュからユーザー自身で付け替えられるようにした。なお、ファブリック素材には、見た目の美しさだけでなく「サウンドの伝達力と耐久性を備えた素材」を使っているという。