日本オーディオ協会は、オーディオ・ビジュアル関連の機関誌「JASジャーナル2022年夏号 Vol.62 No.3」を同協会のWebサイトで無料公開。特集は6月に開催されたオーディオ&ホームシアター展示会「OTOTEN2022」。
オーディオ・ビジュアル評論家の麻倉怜士氏による同イベントのキーノートスピーチ「OTOTEN2022で体験できる3Dオーディオの魅力」では、当日語られた内容の中から、音楽鑑賞メディアとしてのイマーシブ・オーディオの歴史や、2ch/5.1ch/イマーシブ・オーディオの聞こえ方の違い、イマーシブ・オーディオの利点といったトピックを抜粋。
Dolby Atmos、DTS:X、IMAX Enhanced、Auro-3D、NHKの4K/8K放送で使われている22.2ch、360 Reality Audioといった代表的なイマーシブ・オーディオのフォーマットの状況にも触れている。
ほかにも、OTOTEN2022 セミナー会場からコルグのライブ配信サービス「Live Extreme」を用いて行われた、ハイレゾ・オンラインライブ配信の実施レポートを掲載。サウンドエンジニア・プロデューサーの峯岸良行氏による寄稿文で、会場の雰囲気をリアルに伝えるために実施したさまざまな工夫を紹介している。
JASジャーナル2022年夏号の内容
- 連載:2022年通常総会、OTOTEN2022を終えて
日本オーディオ協会 会長 小川 理子 - 新理事紹介
- OTOTEN2022特集
- 「OTOTEN2022」開催報告
OTOTEN事務局 八木 真人 - 「OTOTEN2022」70周年記念展示コーナー
専務理事 末永 信一 / 個人会員 角田 直隆 - 「OTOTEN2022」キーノートスピーチ 講演:麻倉怜士 〜OTOTEN2022で体験できる3Dオーディオの魅力〜
専務理事 末永 信一 - 「OTOTEN2022」Live Extreme実施レポート
サウンドエンジニア・プロデューサー 峯岸 良行
- 「OTOTEN2022」開催報告
- Bob James Trio『Feel Like Making Live!』によるイマーシブ・オーディオの制作舞台裏
EVOLUTION MEDIA LIMITED 山﨑 賢太郎 - JASインフォメーション
- こちらJASジャーナル編集局
https://t.co/2t6APjYCZ0
— 日本オーディオ協会 (@JASaudio) July 29, 2022
JASジャーナル2022夏号が発行されました。OTOTEN2022特集号となります。