キヤノンは7月22日、EOS Rシリーズの最新ファームウエアを公開した。対象機種は「EOS R3」「EOS R5」「EOS R6」の3機種。ファームウエアの更新は無料で、すでに公開を開始している。一部機種は、使用説明書も改訂している。

  • EOS Rシリーズの最新ファームウエアが登場。細かな改良や不具合修正を実施している

各機種のおもな変更内容は以下の通り。

EOS R3(ファームウエア Ver.1.2.0)

  • ドライブモードに「カスタム高速連続撮影」を追加。約195~30コマ/秒の速度で、50~2枚の画像を連続撮影可能
  • 「ハイフレームレート」に「FHD 239.76fps/200.00fps」を追加
  • 「フォーカスBKT」撮影時に「深度合成」機能を追加
  • タイムラプス動画撮影機能を追加
  • クラウドRAW現像機能を追加
  • 複数枚のHEIF画像をまとめてJPEG画像に変換できる機能を追加

EOS R5(ファームウエア Ver.1.6.0)

  • 動画撮影時のメニューに[自動電源オフ温度:標準/高]を追加 ([高]設定時は、カメラ本体とカードの温度が高くなった際にカメラの電源が自動的に切れることを抑えられるようになる)
  • 動画電子ISを使用した動画撮影時に、画面周辺のブレ(歪み)を低減。広角レンズを使用した自撮りや歩き撮りなどで映像が安定する
  • 複数枚のHEIF画像をまとめてJPEG画像に変換できる機能を追加

EOS R6(ファームウエア Ver.1.6.0)

  • 複数枚のHEIF画像をまとめてJPEG画像に変換できる機能を追加
  • 動画電子ISを使用した動画撮影時に、画面周辺のブレ(歪み)を低減。広角レンズを使用した自撮りや歩き撮りなどで映像が安定する