パナソニックは、国内向け家電製品の価格を8月1日より順次改定する。冷蔵庫や食器洗い乾燥機、電気暖房関連など75品目を同月に改定し、価格改定率は約3%~23%増となる。
値上げの理由についてパナソニックは、「原材料費、製造・物流コスト等の継続的な高騰による外部環境悪化が続く中、生産性向上および合理化取組みによるコスト削減等を続け、商品供給に努めてきた。しかし、原材料価格の上昇は依然継続し、加えて半導体を始めとする部材の供給逼迫による調達費用の増加、社会的情勢による為替の変動など、自社の内部努力だけではその影響を吸収しきれない状況になった」と説明している。
9月以降は電子レンジやドライヤーといった白物家電に加えて、BDレコーダーやポータブルテレビ、オーディオ製品にも対象を拡大する。対象カテゴリーは以下の通り。
- 冷蔵庫
- 食器洗い乾燥機
- 電子レンジ
- 炊飯器
- オーブントースター
- 天ぷら油クリーナー(カートリッジ)
- 洗濯機
- アイロン(あて布等)
- 電気暖房
- 掃除機
- 生ごみ処理機
- 黒板クリーナー
- ドライヤー
- オーラルケア(替ブラシ等)
- 還元水素水生成器
- BDレコーダー
- BDプレーヤー
- ポータブルテレビ
- オーディオ
- 電話機
- FAX
- ドアホン
- パソコン(バッテリー等)
- 電池
- 電池応用商品(懐中電灯等)