キヤノンは7月12日、「EOS Rシステム」用のフルサイズ対応単焦点レンズ「RF24mm F1.8 MACRO IS STM」を発表した。価格はオープンで、キヤノンオンラインショップの直販価格は96,800円。8月下旬より発売する。

  • フルサイズ対応の広角マクロレンズ「RF24mm F1.8 MACRO IS STM」

フルサイズに対応した焦点距離24mmの広角単焦点レンズ。スナップやポートレートなどの静止画撮影や動画撮影など、幅広いシーンで使えるレンズとなっている。最大撮影倍率が0.5倍、最短撮影距離が0.14mのハーフマクロ撮影機能を搭載し、広い画角を生かしたワイドマクロ撮影を楽しめる。

  • 開放F1.8と明るいが、コンパクトな設計だ

  • 作例。点光源のボケも美しい

  • スナップ用の広角レンズとしても使える

  • 手ぶれ補正機構を内蔵しているので、手ぶれの失敗も抑えられる

レンズ構成は9群11枚で、プラスチックモールド非球面レンズ×1枚と、UDレンズ×1枚を含む光学設計により諸収差を低減する。開放F値が1.8と明るいことから、シャッタースピードを速くして被写体ブレも抑えることも可能だ。絞り羽枚数は9枚で、大きな玉ボケ表現にも使える。

光学式手ブレ補正機構をレンズに内蔵。レンズ単体で約5.5段分の補正効果があり、ボディ内手ブレ補正機構を搭載している「EOS R」シリーズと組み合わせることで、約6.5段分(EOS R5装着時)の補正効果が得られる。フィルター径は52mm。本体サイズは最大径が約74.4mm、長さが63.1mm、重さが約270g。