富士フイルムは7月7日、AR機能の充実でさらに遊び心を充実させたポータブル“チェキ”プリンター「instax mini Link 2」を発表しました。メディア向けの発表会は東京・恵比寿にあるイベントスペース「EBiS303」で大々的に開催され、スペシャルゲストとして広瀬すずさんと伊原六花さんが登場し、壇上でinstax mini Link 2を用いたデモが行われました。本記事では、発表会の内容を画像多めでお届けします。
内容をダイジェストでお届け!
発表会には、富士フイルム代表取締役社長の後藤 禎一氏、イメージングソリューション事業部 統括マネージャーの高井 隆一郎氏、加えて今回発表したinstax mini Link 2の商品企画を担当したイメージングソリューション事業部 望月 薫子氏が順に登壇しました。
ざっくりと社長の後藤禎一氏が話された内容について紹介すると、2021年度における富士フイルムホールディングス全体の業績は、全セグメントでの増収増益を実現。対前年比で+38.8%の営業利益を達成し、二期連続での最高益を狙っていくと意気込みます。instaxフィルムが世界的な好評になっていることを受け、生産ラインへの投資も決定。生産能力を2割引き上げ、より供給力を高めていくと話しました。
高井隆一郎氏は、instax“チェキ”シリーズの商品展開について説明。現在好評を博しているゲームやミュージック、ファッション分野に加え、今後スポーツ領域でも展開を目論んでいると話します。2024年のパリオリンピックでは、ブレイキン(ブレイクダンス)が競技種目として追加されることを受け、ダンス競技シーンにおけるスポンサーとして協賛していくことも明かされました。
instax mini Link 2の商品企画を担当した望月薫子氏は、新搭載のAR機能「instaxAiR」について紹介。発表会で司会を務める大慈弥レイさんを被写体に、実際に製品を使ったデモ撮影を行いました。
スペシャルゲストの広瀬すずさんと伊原六花さんが登場!
事業の状況や製品の紹介に続いて、夏らしい浴衣の装いでスペシャルゲストの広瀬すずさんと伊原六花さんが登壇しました。2人は同じ事務所の先輩・後輩にあたるとのことで、トークセッションでは息のあったやり取りを披露。折しも発表会が7月7日に行われたこともあり、ステージの撮影セットは七夕飾り仕様。instax mini Link 2が新搭載するAR機能を用い、背景の短冊とARエフェクトを組み合わせた撮影を行いました。
なお、特別ゲストの登場シーンについてはマイナビニュース・エンタメで詳しく紹介されているので(関連記事)(関連記事)(関連記事)、こちらも要チェックです。
instax mini Link 2の実物もみてきた。AR機能の仕組みも判明
製品の詳細については初出時のニュース記事をご覧いただくとしまして、発表会では、instax mini Link 2の実物に触れることができました。個人的に気になっていたのが、AR機能「instaxAiR」の仕組み。どうやってスマートフォンからチェキプリンター側を認識していたのかよくわかりませんでしたが、試してみれば一目瞭然。本体に発光部を備えており、カメラで光を認識してエフェクトの出現位置を調節するという仕組みでした。
©富士フイルム「instax“チェキ”新製品発表会」