新潟県阿賀野市の遊園地「サントピアワールド」が、電気料金が2倍に値上がりしたことを受けて、やむなくチケット代を値上げすると発表し話題になっている。

  • 遊園地が電気料金2倍でやむなくチケット値上げ、新潟のサントピアワールド

    サントピアワールドが、7月1日よりチケットを値上げすると発表

サントピアワールドは、「水と緑と太陽のユートピア」というキャッチフレーズで親しまれている新潟県阿賀野市の遊園地。園内にはモアイ像やトーテムポールがあるユニークさがあり、メリーゴーランドや大観覧車など人気のアトラクションが揃っている。

サントピアワールド公式Twitterは「やばい 大ピンチです」とのコメントとともに、年間電気料金に関する社内稟議書を投稿。現状1,820万円の電気代が、電力業界の全体的な値上げに伴って3,580万円と2倍近くに跳ね上がる見通しであることを報告。

そこで同公式Twitterは「ついにサントピアワールドにも…。電気代の高騰によるチケット値上げの検討が最終段階に来ています。。」として、値上がりに関するアンケートを実施した。結果として75%もの人が「チケット代が値上がりしても応援する」と回答した。

同社はアンケート結果を踏まえて熟慮したが「値上げせざるを得ないという苦渋の決断にいたりました」と報告。公式ツイッターにて「7/1よりやむなく値上げをします。大変心苦しい決断ですが、ご理解ください。」と、400円のチケット値上げ実施を発表した。

ネット上では「大変だと思いますが頑張ってください♪」「がんばれーサントピアワールド」と応援する声が多く寄せられた。