6月16日、日本の公正取引委員会が、米ソフトウェア開発会社Microsoftと米ゲーム開発会社Activision Blizzardの統合に関しての意見募集を開始した。

  • 日本の公正取引委員会、米Microsoftによるゲーム大手買収に意見募集

    MicrosoftとActivison Blizzardの統合に関する第三者からの意見募集

Activision Blizzardは「コール・オブ・デューティ」や「ディアブロ」など数多くのゲームタイトルで知られる。Microsoftは今年の1月、このActivision Blizzardを買収する計画を発表しており、687億ドルという巨額の買収額も話題になっていた。

公正取引委員会は、今回の統合で、ゲーム分野における競争への影響について審査中とのことだ。本件が競争に与える影響についての意見を、郵送かメールで受け付けている。

Microsoftは、今年1月18日にActivision Blizzardの買収を発表していた。Activision Blizzardは、「Call of Duty」や「Candy Crush」などの人気タイトルを抱える世界有数のゲームメーカーで、687億ドルという巨額の買収額も当時話題になった。この買収が完了すると、Microsoftは、売上高で世界で第3位のゲームメーカーになる見通し。