米Appleは6月6日(現地時間)、開発者向けカンファレンス「WWDC22」をオンラインとオフラインで開催し、新OS「macOS Ventura」を発表した。その中でグラフィックスAPI「Metal」の機能強化についても明らかにされ、Appleは新機能に対応するゲームとして『バイオハザード ヴィレッジ』を紹介。カプコンから伊集院 勝氏が登壇し、日本語でスピーチを実施した。
-
Appleの発表会に伊集院 勝氏が登壇!
次期「macOS Ventura」についての発表の中で、対応ゲームとして『バイオハザード ヴィレッジ』が紹介された。Macシリーズは独自SoC「Apple M」シリーズの搭載によって極めて高いグラフィックス性能を実現しており、macOS Venturaではハードウェア性能をゲーム体験にも活かせるよう機能を強化。超解像技術「MetalFX Upscaling」や「Fast resource loading API」の導入でゲーミング性能を強化し、快適なゲームプレイを行えるようにするという。Mac向け『バイオハザード ヴィレッジ』の投入は今年後半を予定する。
-
macOS Venturaについての発表中、ゲーム向け機能の強化について言及
-
グラフィックスAPIの次期バージョン「Metal 3」を搭載
-
「MetalFX Upscaling」を導入する点が特徴。より演算負荷の小さい低解像度なフレームをレンダリングし、その後高品質な空間アップスケーリングと時間的アンチエイリアシングを適用する
-
ストレージからユニファイドメモリまでダイレクトにデータをロードする「Fast resource loading API」も導入
-
今年後半には対応タイトルとして『No Man's Sky』と……
-
『バイオハザード ヴィレッジ』を投入予定
-
カプコンの先端技術研究チーム長 伊集院 勝氏が登壇
-
日本語でスピーチを実施した(英語字幕が提供された)
-
「Metal 3をサポートすることで、MacBook AirからMac Studioまで幅広く対応した」
-
「高品質なテクスチャやジオメトリ、複雑なシェーダーを用いることができ、高いグラフィック品質でのゲームプレイが可能」
-
「MacBook Airでは1080pで、Mac Studioでは4K解像度でのゲームプレイを行える」
-
バイオハザード ヴィレッジのMac版は今年後半に提供予定
-
ぺこりと一礼
-
Craig Federighi氏へと戻した