ドウシシャは5月13日、ペルチェ素子を使った冷却/温熱アイテム「Tempo(テンポ)」シリーズに、首に装着して体温を調節する「Tempo Breeze(テンポ ブリーズ)」、「Tempo Loop(テンポ ループ)」、「Tempo Clip(テンポ クリップ)」の3製品を追加した。
5月下旬に量販店や直販サイトなどで発売する。直販価格はTempo Breezeが9,878円、Tempo LoopとTempo Clipがいずれも8,778円。カラーは3製品とも、ミスティグレー、シャトーベージュ、スターホワイトの3色を揃える。
Tempo Breeze
Tempo Breezeは、ネックスピーカーのようなデザインで、首の後ろにペルチェ素子モジュール内蔵プレート(以下、ペルチェ素子プレート)を、首の左右にファンを内蔵した体温調節デバイス。3製品とも温冷ボタンで冷却/温熱を切り替えられる設計で、ボタンの操作後60分で運転を自動停止する機能を備える。
プレート温度は冷モードの弱が約22度/強が約18度、温モードの弱が約36度(送風のみ)、強が約40度に設定できる(いずれも室温25度時のめやす)。ファンは強・中・弱の3段階で風量を調節でき、側面から顔に向けて風を吹き出す。プレートとファンは、それぞれ独立操作も可能。
電源は内蔵バッテリーとUSBバスパワーの2電源に対応し、充電池の場合は3段階、USBバスパワーの場合は2段階の風量設定が行える。充電インタフェースはUSB Type-Cで、充電時間は約5時間。使用時間のめやすは、ファンが強の場合で約2時間、中の場合で約3時間、弱の場合で約7時間。
使用時の本体サイズはW17.2×D5.6×H18.5cm、重さは270g。ファン部分は折りたため、持ち運び用のキャリングポーチが付属する。
Tempo Loop
Tempo Loopは首にぶら下げるタイプの体温調節デバイス。首の裏に当たるペルチェ素子プレートを、バッテリー内蔵の本体とケーブルでつなぎ、気温や環境に応じて、プレートを冷モードもしくは温モードに設定できる。
本体とプレートをつなげるケーブルは、片方のみ外れやすいマグネット式を採用。ケーブルが引っかかった場合でも外れやすく、安全性に配慮した。
設定温度は他デバイスと同じで、冷モードの弱が約22度/強が約18度、温モードの弱が約36度、強が約40度。電源は内蔵バッテリーとUSBバスパワーの2電源に対応する。
充電インタフェースはUSB Type-Cで、充電時間は約5時間。使用時間のめやすは、冷モードの弱で6.5時間/強で3時間、温モードの弱で5時間/強で4時間。
本体サイズはW12.5×D4.5×H48.5cm、重さは170g。
Tempo Clip
Tempo Clipは、柔らかいアームに付けられたペルチェ素子プレートを、背中側に回して装着するデバイス。アームは目立ちにくいベージュ色を採用し、前から見たとき着けていることが気づかれにくいとする。操作ボタンは本体側にあり、電源オンオフ、冷温モード切り替え、温度の強弱の調整などが可能。
設定温度は他デバイスと同じで、冷モードの弱が約22度/強が約18度、温モードの弱が約36度、強が約40度。電源は内蔵バッテリーとUSBバスパワーの2電源に対応。使用時間は、冷モードと温モードのいずれも、強で2.5時間、弱で1.5時間。充電時間は約3時間。
使用時の本体サイズはW11.5×D13.7×H11.5cm、重さは約120g。