IC-CONNECTは、4.4mmバランスのヘッドホン出力とUSB Type-C端子を備えたスティック型ポータブルDAC「Beam3S」を5月13日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭価格は14,000円前後を見込む。

  • Beam3Sの利用イメージ(スマートフォンは付属しない)

audirectの新製品で、スマートフォンやPCなどに4.4mmバランス対応のイヤホン/ヘッドホンをつないで音楽を聴ける。主な機能は、3.5mmステレオミニ出力を備えた「Beam3PRO」(2月発売)と共通で、ESS製のDACチップ「ES9281AC」を搭載し、最大768kHz/32bitまでのPCMとDSD512、MQA音源をサポート。オペアンプを左右独立構成で2基搭載しており、3段階のゲイン調整機能も利用できる。

  • Beam3S

ヘッドホン出力はPentaconn製の4.4mmバランス端子。推奨インピーダンスは16~600Ω。出力はLゲインで615mVrms、Mゲインで2.48Vrms、Hゲインで4.1mVrms。THD+N(全高調波歪み率+雑音)は0.0003%、SN比は-118dB、再生周波数帯域は20Hz~40kHz。

従来製品よりも高性能なパワーマネージメント設計を施し、省電力化も実現。一体成型のメタルボディにキズのつきにくいマットコートとAGガラスを採用した。本体サイズは15×53×11mm(幅×奥行き×高さ)、重さは25g。USB Type-C to CケーブルやUSB-A変換コネクターが付属する。