外国人の保護者のためにプリントを「やさしい日本語」にした結果、日本人の保護者にも喜ばれたというツイートが話題を呼んでいる。
やさしい日本語は、外国人などにも分かりやすいように配慮し、簡単にした日本語のこと。やさしい日本語のきっかけは、1995年の阪神・淡路大震災。震災では、日本人だけでなく、日本に来ていた外国人も被害を受け、日本語も英語も十分に理解できず、必要な情報を受け取れない人もいた。それを受け、災害時に適切な行動を取れるように考え出された。
当該ツイートでは、学校文書を「やさしい日本語」に切り替えた結果、外国人の保護者だけでなく、忙しい日本人の保護者にも喜ばれたとのこと。また、保護者が学校文書を見てくれない家庭でも、児童が自分で読めるため、土曜授業の欠席や忘れ物が減少したという。
ネット上では「外国から来た人に分かりやすい文章は日本人にもわかりやすい」「日本語ぜんぶこれにして欲しい」との声が寄せられ、話題を呼んでいた。