独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が4月14日、「ITパスポート試験(iパス)」の令和4年3月度合格者を発表した。今回なんと7歳の小学1年生が合格し、最年少記録を更新した。

  • なんと7歳の小学1年生が合格! ITパスポート試験、最年少記録を更新

    ITパスポート試験(iパス)に7歳の小学1年生が合格という快挙

これまでのITパスポート試験の最年少記録は2020年10月に合格した8歳の小学3年生。その記録を今回1年5カ月ぶりに更新した。ITパスポート試験は、I情報処理技術者試験のひとつで、入門に位置付けられる。ITに関する基礎的な知識が問われており、社会人や大学生の受験が多い。当然、試験問題には漢字や英単語も用いられるため、たたでさえ小学生、それも低学年には難しい内容だ。

なお、ITパスポートの12歳以下の応募者は、2009年4月から2022年3月までで294人。そのうち合格者は61人だという。

小学生では2020年度より必修化となったプログラミング教育。1年生で合格というのはさすがに驚く出来事だが、今回のような事例が今後、増えていくのだろうか。