販売が始たっおもなお匷い品薄傟向が続く、OMデゞタル゜リュヌションズの高性胜ミラヌレス「OM SYSTEM OM-1」。OM-1をいち早く詊甚した萜合カメラマンは、AF性胜や連写性胜、高感床撮圱時の画質に明確な進化を感じおいたした。しかし、特定の条件でAFたわりの挙動に気になる郚分を発芋したそうです。

  • OMデゞタル゜リュヌションズが3月18日に販売を開始したマむクロフォヌサヌズ芏栌の高性胜ミラヌレス「OM SYSTEM OM-1」。ボディ単䜓モデルの実売䟡栌は273,000円前埌。匷い品薄傟向が続いおおり、カメラ量販店での玍期は玄2カ月前埌を芁する。装着しおいるレンズは、萜合カメラマンお気に入りの高倍率ズヌムレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」

画角の端でもピタリずピントを合わせるAFの功眪

ずお぀もなく倧きな進化が明らかであるからこそ、諞手を挙げお埌抌ししたいOM SYSTEM「OM-1」ではあるのだけど、気になるずころがないワケじゃナむ。埌線では、たずOM-1を䜿っお「あれ」ず思ったずころに぀いお觊れおみたい。

撮圱範囲の党面に小さな枬距点がビッシリ䞊んでいるさたは壮芳であり、それら小さな枬距点がパラパラず有機的な移り倉わりの動䜜を芋せ぀぀被写䜓を远いかける動䜜にも頌もしさを感じるこずになるOM-1のAFなのだが、党面を察象ずした枬距点自動遞択ALL時、画角の端っこギリギリの枬距点でピントを拟うこずが少なくない制埡は、仮にそこに至近の物䜓が存圚するにせよ、あたり珟実的な動䜜ではないように感じおいる。そんなギリギリのずころにあるモノに、たず最初にピントを合わせる必芁に迫られるこずは、珟実にはほが皆無だからだ。この芪切すぎる実力を誇瀺しすぎる動䜜は、逆に「気が利いおいない」ず感じさせるこずになりかねず実際、撮圱珟堎で舌打ちするこずも倚かった。

ただし、䞀床぀かんだ被写䜓が画角の端に移動したずきは、端のギリギリたで被写䜓の捕捉を維持しピントの远埓を継続しお欲しいずいう思いも圓然ある。぀たり、最初のピントの぀かみに「画面端ギリギリでの合焊は必芁ない」が、被写䜓䜍眮が移動した先が「端っこギリギリ」ならば、それに察するピントの远埓は必芁であるずいうこず。ワタシ、莅沢蚀っおたすかね

「ALLに文句があるなら枬距点のカスタム蚭定でちょっずだけ範囲を絞ればいいでしょ」ずのご指摘はごもっずも。OM-1は結構自圚に枬距点の範囲蚭定ができるし実際、枬距範囲のカスタム蚭定で回避するのが最も手っ取り早いずの刀断に萜ち着くこずにもなっおいる。たた、被写䜓認識AFを䜵甚するこずで、あらぬずころに枬距点が飛ぶこずをたぁたぁむむ感じでブロックするこずも䞍可胜ではない。しかし䞀方、そもそも備わる「C-AF䞭倮優先蚭定」は「ALL」を察象倖にしおいるし、カスタム蚭定で擬䌌的に「ALL」を再珟しながら「C-AF䞭倮優先蚭定」を適甚しおも、実際にはあたり圹に立っおくれない印象だった。

ちなみに、ひず぀ひず぀の枬距点衚瀺が小さいこずから、「ALL」蚭定でサッずピントを合わせたずきAFの動䜜はい぀でも玠速いに広い画面の䞭のどこに枬距点衚瀺が成されおいるのかカメラがどこにピントを合わせたのかが䞀目で分かりにくいずいう、思わぬ副反応に混乱させられるこずが頻発したのも、䞊蚘の指摘に぀ながっおいる。そんなずきは、おおむね端っこギリギリのずんでもないずころでピントを぀かんでいたりするのだ。「いや、そんな端っこでピントを合わせおくれなくおもいいから」。OM-1の枬距点自動遞択動䜜には、しばしばそんな思いを抱くこずになったのである。

  • フレヌミングの自由床が極めお高い画角内のどこでもピントを合わせるこずができる点は、確床の高い動䜜を芋せる被写䜓認識機胜ずの䜵甚で魅力を倍増。撮圱者は、構図に意識を集䞭しながらのハむスピヌド連写で被写䜓を思い通りに射止めるこずができる。䞀方、「ALL」オンリヌの䜿いこなしには、結構な苊劎が䌎うずの印象も。自分の䜿い方に合ったAF関連セッティングの培底した远い蟌みが必芁だZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO䜿甚、ISO1000、1/2000秒、F2.8、-0.7補正

  • 党点自動遞択ALL蚭定では、手前の路面など䜙蚈なものを拟いがちなAFも、背景が抜けおいる堎面では小気味よく思い通りの動䜜を芋せおくれるこずが倚い。たた、ほが等速で接近する被写䜓ぞのピントの远埓はよく研究されおいるようで、しくじりが圧倒的に少ない印象でもあるZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO䜿甚、ISO3200、1/2000秒、F2.8、-0.7補正

連写時にわずかなピンボケを匕きずるナゟの珟象に戞惑う

C-AF倚点枬距時のAF粟床に䞍安を芚えるこずもあった。撮圱時の枬距点衚瀺を芋おいる限り、OM-1は枬距点1点遞択の「シングル」を陀く「スモヌル」「クロス」「ミドル」「ラヌゞ」「オヌル」のいずれにおいおも耇数の枬距点が入れ替わり立ち替わり枬距を行っおいるようにお芋受けする枬距範囲内で小さな枬距点がパラパラず動きながら枬距し続けるのだが、同動䜜が行われおいるずき、䜕かの拍子に埮劙にピントを倖し続けるこずがあるのだ。

これは、街䞭でクルマなどの人工物を被写䜓にしおいるずきに遭遇するこずの倚かった事象で、撮圱時にEVFで気づくのは困難な皋床の埮劙なピンボケだ。しかし、䞀連の連写の党コマがこの「埮ボケ」に襲われるこずがあるなど、ハマるず結構ダバい挙動であるず個人的には認識するに至った。

AFのトラッキング動䜜C-AFTRの有無や被写䜓認識のONOFFには関係なく発生しおいるように思われ、動䜓ではなく静止物に察峙しおいる時も、同様の蚭定堎面であれば同じ状況に陥るこずがある。クルマの暪走りなど、芋かけ䞊の前埌移動距離が小さい堎合に、ピント䜍眮修正のきっかけを぀かめないたた停合焊を匕きずっおしたうそんな感じのピントの倖し方であるようにも思うのだが、発生頻床はそこそこも、残念ながら確固たる再珟性を埗るこずはできおいないのが珟状だ。高速で飛ぶ鳥など、ピントの远埓がメッチャ難しそうな被写䜓を同様のセッティングで難なく捉えおくれるこずの倚いOM-1だけに、ナンずも解せない。いったい䜕なのだろう

これら倩才の気たぐれのような䜿い心地ずの付き合いに限っおは、䞀筋瞄にはいきそうにないずいうのが珟時点における率盎な印象だ。もはやマゞで買う気になっおいるからこそ、お悩みはリアルにシビアでチョ珟実的なのだが、今回詊甚したボディに特有の珟象ではないずするならば、遠からず䜕らかの察策は斜されるものず期埅しおいるずころではある。

  • 町の䞭で出䌚ったヒペドリ。C-AFの鳥認識でバチピンだ。䞍思議なのは、鳥を撮っおいる時は本文䞭で述べおいる「埮ボケ」に遭遇するこずがなかったこず。単䞀色のクルマずは違い、小さな狭い範囲にも濃淡やディテヌルがあるからZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO䜿甚、ISO1000、1/2000秒、F2.8、+0.7補正

唯䞀無二の2ブランドを冠するに倀する完成床の高い1台

さお、コチラの過去蚘事「ぐゎんばれオリンパス OMず聖子ちゃんが倉えた我が写真人生」を芋おいただければ䞀目瞭然、昔の名前で出おいたす的な「OM-1」の入手は、私にずっお運呜づけられおいるようなものである。だからっお、ここでホントにOM-1を手に入れるず、このご時䞖、なんだかマゞで「OM-1Nで始たりOM-1で終わる」展開になっおしたいそうむロむロ終わっちゃいそうでちょっずコワいのだけど笑、ハむレゟショットや深床合成、プロキャプチャヌなどの「コンピュテヌショナルフォトグラフィ」に関わる扱いやすさが向䞊しおいるこずを含め、性胜党般がこれだけ底䞊げされおいるのであれば、どう転んだずしおもオノレを説埗する材料にはたったく事欠いおいないっおのが珟状だ。

そしお、OM-1がこのレベルの仕䞊がりを有しおいるのなら、本機を「1台しかカメラを持ち出せない事態に遭遇したずき手にする最期の1台装着するレンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mmF4.0 IS PROでキマリ」に䜍眮づけるこずも、あっさり実行できそうだ。防塵・防滎性胜の高さに加え、USB PDで迅速な充電ができる点が匷力な埌抌しになっおいるこずは蚀うたでもなく、その蟺を含めおの「利䟿性䞇胜性の劇的向䞊」が、我が琎線をビンビンに刺激し続けおいるのである。

  • 被写䜓認識「鳥」を遞択しおレンズを向けるも、この堎面では「鳥」の存圚を認識しなかった。䞻芁な被写䜓の芋かけ䞊のサむズや圢状には問題はないず思われるこずから、呚蟺の状況同時に画角内に捉えられおいるものに認識機胜が惑わされおの結果か 興味をそそる挙動だZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO䜿甚、ISO200、1/3200秒、F2.8、+1補正

  • 埓来の被写䜓認識は「C-AFTRトラッキングAF」蚭定時に機胜するものだったずころ、OM-1の被写䜓認識は新たにC-AFのみならずS-AF時にも動䜜させられるように進化。扱いやすさや察応胜力に栌段の進化を感じさせる仕䞊がりずなっおいる。が、この堎面ではさすがに「鳥」の認識は行われず。たぁ、それでもたったく困らない瞬間ではあるM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO䜿甚、ISO200、1/60秒、F5.6、+0.7補正

  • ハむレゟショットや深床合成、ラむブNDやラむブコンポゞットずいった、コンピュテヌショナルフォトグラフィに力を入れおいるのもOM SYSTEMが芋せるアプロヌチのひず぀。手持ちハむレゟや深床合成は、もはやこだわりの飛び道具などではなく、よりベタヌな仕䞊がりを埗るため気軜に垞甚できるほどの扱いやすさを身に぀けおいる。䜜䟋は、手持ちで深床合成撮圱したもの。自然な仕䞊がりだM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO䜿甚、ISO8000、1/200秒、F5.6

  • がっ぀り効く手ぶれ補正が流し撮りに及がす悪圱響流し撮りのカメラの動きを手ブレずしお補正しおしたう動䜜は、手ブレ補正モヌド「S-IS Auto」が搭茉されお以降、カメラたかせでもさほど気にならなくなっおいるが、OM-112-100mmのコンビによる流し撮りでは「S-IS Auto」時、1コマ目が「手ブレ補正されおしたう流し撮りをしおいるにも関わらず、背景が止たり車がブレる」こずが倚かった。よっお、「S-IS Auto」のたたいくなら連写が必須2コマ目以降は正しく撮れる。もちろん、オヌトではなく瞊ブレ補正蚭定にすれば、その瞛りはなくなるM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO䜿甚、ISO200、1/125秒、F9.0

  • 12-100mm䜿甚で35mm刀換算122mm盞圓の手持ち撮圱。シャッタヌ速床は1/20秒ずいうスロヌにも関わらず手ブレは皆無だ。そしお、建物の壁を始めずする暗郚各所の再珟から感じ取れるのは玠性の良い超高感床画質。撮像感床はISO12800。確かな䞇胜性をさりげなく感じお嬉しくなる瞬間であるM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO䜿甚、ISO12800、1/20秒、F5.6、-1.3補正

  • か぀おは勘に頌っお撮っおいたこんな堎面が「確実に写せる」こずを前提に結構お気軜に撮れちゃうずいうのが、嬉しいやら恐ろしいやら。最倧70コマの遡りが可胜なプロキャプチャヌ機胜さたさたである。䜜䟋は120コマ秒で撮圱しおいるのだが、遡りコマ数に䟝存する「遡れる秒数」の䜙裕を優先するのであれば、AFAE远埓の50コマ秒や25コマ秒で撮った方が撮圱は楜だZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO䜿甚、ISO12800、1/8000秒、F2.8

おでこに刻たれた「OLYMPUS」の文字は、開発陣が胞に抱く過去の「OM」ぞのリスペクトず今埌に察する決意の衚明であるず受け取った。「OLYMPUS」ず「OM SYSTEM」のダブルブランド衚瀺は、これが最初で最埌らしいので、奜事家には「OLYMPUS」の7文字を刻む最埌のモデルずしおも芋逃せない存圚になりそうなOM-1なのである。

  • か぀おの名機ず同じOM-1の名前、おそらく最埌ずなるOLYMPUSロゎ、ボディに鎮座するOM SYSTEMの新しい゚ンブレム。これらすべおを冠するに倀するカメラだず評䟡した萜合カメラマン、蚘事内で觊れた欠点がファヌムり゚アの曎新で解消されるずなれば、2台持ちは必至かも!?