iPhone 13シリーズの登場から約半年、春の新色が加わりました。iPhone 13/13 miniは「グリーン」、iPhone 13 Pro/13 Pro Maxは「アルパイングリーン」で、いずれもWebサイトの画像で見るよりも「上品」「深みがある」と感じました。2021年の秋にいち早くiPhone 13シリーズを手にした人も思わず気になるグリーンの新色、実機写真でまとめてチェックしましょう。

  • iPhone 13シリーズ、今年の春の新色は老若男女問わず似合うグリーン系。実物を手にすると「画像で見るよりも断然いい!」と感じさせる

  • 左のiPhone 13/13 miniは「グリーン」、右のiPhone 13 Pro/13 Pro Maxは「アルパイングリーン」。名称が異なることからも分かるが、色合いや仕上げも異なる

iPhone 13/13 miniは「グリーン」、側面フレームの仕上げがすごくイイ

iPhone 13/13 miniの「グリーン」は、かなり濃厚なグリーンに仕立てられています。光沢処理が施された背面パネルは、まさに“抹茶”という表現がぴったり。つや消し処理が施された側面のアルミフレームは味のある仕上がりで、とても上品だと感じます。

  • かなり濃厚な色合いの「グリーン」。見るからに抹茶っぽい印象を受ける

  • 鈍い光沢のある側面のアルミフレームの仕上がりがとてもいい。この写真よりも何倍もきれいなので、実際に手に取って見てほしい

  • ホワイト系の「スターライト」(左)と比べると対照的な仕上がりだ

iPhone 13 Pro/13 Pro Maxは「アルパイングリーン」、周囲に応じて表情を変える

iPhone 13 Pro/13 Pro Maxの「アルパイングリーン」は、iPhone 13/13 miniのグリーンよりも全体に明るい仕上がりですが、つや消しの背面パネルは光の当たる角度によって明るさや色合いが美しいグラデーションとともに変化し、深みを感じさせます。光沢処理が施された側面にステンレスフレームと合わせ、周囲の状況に応じてさまざまな表情を見せます。

  • つや消し処理が施された背面パネルは、iPhone 13/13 miniのグリーンよりも明るく淡い仕上がりだ

  • 側面のステンレスフレームは強い光沢がある

iPhone 13 Pro/13 Pro Maxは、2021年の登場時に新色「シエラブルー」が人気を集めました。シエラブルーはとても美しく魅力的なカラーだと感じますが、色の深みのあるアルパイングリーンもこれまた魅力的。カラー選びに頭を悩ませることになりそうです。

  • 2021年の新色「シエラブルー」(左)と並べてみた。どちらも負けず劣らずの美しいカラーだが、アルパイングリーンの方がより深みのある色合いに変化する

ちなみに、2019年に登場したiPhone 11 Pro/Pro Maxには、グリーン系のカラー「ミッドナイトグリーン」が存在しました。こちらも登場時に話題になったので、今でも愛用している人は多いでしょう。iPhone 11 Pro/Pro Maxのミッドナイトグリーンと比べると、iPhone 13 Pro/13 Pro Maxのアルパイングリーンは若干黄色が増して暖かい印象になりました。

  • 2019年に登場したiPhone 11 Pro/Pro Maxの新色「ミッドナイトグリーン」(右)。iPhone 13 Pro/13 Pro Maxのアルパイングリーン(左)と比べて若干色合いが異なる

iPhone 13/13 miniのグリーン、iPhone 13 Pro/13 Pro Maxのアルパイングリーンは、ともに3月11日の22時から予約注文を開始しており、3月18日に販売を開始します。すでにiPhone 13シリーズを使っている人は大勢いますが、グリーンやアルパイングリーンの新色をさりげなく取り出せば注目を集めるハズ。この春にiPhone 13シリーズを買おうと考えている人は、これらの新色をまず検討するのがよさそうです。