Sonos、マイク省いて低価格化したポータブルスピーカー「Roam SL」

Sonosは、ポータブルスピーカー「Sonos Roam(ソノスローム)」からマイクを省いて低価格化した「Sonos Roam SL」を、公式サイトとヨドバシ・ドット・コムで3月16日に発売する。価格は21,800円。カラーはシャドーブラック、ルナーホワイトの2色。先行予約受付をヨドバシ・ドット・コム限定で3月2日に開始した。

Sonos Roam SL(シャドーブラック)

「Sonos Roam」(2021年8月発売/23,800円)は、本体内蔵のビームフォーミングマイクを活用した「Trueplay自動チューニング」機能を備え、Amazon Alexa、Googleアシスタントによる音声操作にも対応している。新機種のRoam SLでは「Sonos Roamをこれまで以上に身近なものにする」として、マイクと上記機能を省いて価格を抑えた。なお、執筆時点では既存のSonos Roamも併売中だ。

Sonos Roam SL(ルナーホワイト)の上面。既存のRoamにあったマイクの操作ボタンは省かれている

マイク非搭載以外の主な仕様は既存のRoamと共通で、「クリアで深みのあるきめ細やかなサウンド」を実現。室内で無線LANに接続し、他のSonosシステムと連携してシームレスなグループ化が可能だ。Sonos Roam SL同士やSonos Roamとのステレオペアリングにも対応する。Bluetoothもサポートする。

内蔵バッテリーで最長10時間の連続再生が可能で、スリープモードでは最大10日間利用可能。バッテリーセーバー機能をオンにし、使用していない時にはスピーカーの電源をオフにすることで、バッテリーを節約する。

本体はIP67相当の防塵・防水設計で、丸みを帯びた三角形のフォルムを採用して手に取りやすく、部屋のインテリアになじむデザインを継承。縦置き・横置きどちらでも利用できる。また、触知性ボタンにより、外出先でも誤操作を防止するという。本体サイズ/重さは62×60×168mm(幅×奥行き×高さ)/約430g。