ブラザー販売は2月22日、PCと接続して紙や布などを思い通りの形にカットするカッティングマシン「ScanNCut DX」シリーズのエントリーモデル「SDX85」を発表した。価格はオープンで、予想実売価格は60,500円前後。3月上旬より発売する。

  • カッティングマシン「ScanNCut DX」シリーズのエントリーモデル「SDX85」

紙や布などを思い通りの形にカットできるカッティングマシン。カットできる素材は、紙、薄い布、フェルト、PPシート、ウレタンフォームなどと幅広く、刃の出量を自動で調整するため、最大で厚さ3mmまでの素材をカットできる。素材データとして、251種類の模様と5種類のフォントを内蔵する。

  • 紙や薄い布、フェルトだけでなく、薄いプラ板もカットできる

本体には600dpiで取り込めるスキャナを搭載。手描きのイラストや印刷した画像をスキャンして、オリジナルのカットデータを作成できる。最大スキャンサイズは幅296×奥行き298mm。3.47インチの液晶ディスプレイを備え、カットデータ作成からカットまでを本体のみで進められる。本体にはメモリーを内蔵するので、カットデータの保存も可能。

  • 本体にはスキャナーも搭載しており、手描きのイラストなどをスキャンしてデータ化できる

PCとはUSBによる有線接続と、無線LANによるワイヤレス接続に対応。無料アプリ「CanvasWorkspace」を使うことで、300点以上のカットデータを転送できるほか、USBメモリーも利用可能。本体サイズはW531×D215×H173mm、重さは約5.7kg。