OMデジタルソリューションズ(OMDS)は2月15日、マイクロフォーサーズ規格の交換レンズ2本を発表した。F2.8通しの標準ズームレンズの改良版「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II」と、F4通しの望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO」。いずれも小型軽量ながら高画質に仕上げているのが特徴。防塵防滴性能も備え、同日に発表した高性能ミラーレス「OM-1」などとの組み合わせで天候を問わず撮影に臨める。
希望小売価格は、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO IIが134,750円、M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PROが159,500円。発売はいずれも3月の予定。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II
35mm判換算で24-80mm相当をカバーする標準ズームレンズで、2013年発売の「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」の後継モデル。描写性能や耐環境性能をさらに高めたほか、レンズ本体もさらに小型軽量化を図った。最前面のレンズにはフッ素コーティングを追加し、汚れを簡単に除去できるようにした。最短撮影距離はズーム全域で20cm。オートフォーカスは動画と写真の両方でスムーズに働く。
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO
35mm判換算で80-300mm相当をカバーする望遠ズームレンズとしては圧倒的に小型軽量のサイズに仕上げた意欲作。沈胴機構の採用で、レンズ収納時の全長は約99.4mmと10cmを切る。ズーム時にレンズの長さが変わらないインナーズーム方式とし、ズーム時も重心の変化を少なくした。最短撮影距離はズーム全域で70cm。