コロナは3月上旬から順次、ルームエアコン「ReLaLa(リララ)」の2022年モデルを発売する。価格はオープン、フラッグシップモデルのZシリーズの推定市場価格は176,000円前後から。

  • ルームエアコン「ReLaLa」2022年モデル

今回の2022年モデルは、フラッグシップの「Zシリーズ」、暖房能力を高めた「Wシリーズ」、基本性能重視の「Nシリーズ」、暖房を搭載しない「冷房専用シリーズ」、窓に取り付ける「ウィンドウエアコン」となる。このうちウィンドウエアコンでは、セパレートエアコンでも採用している環境負荷の少ないR32冷媒を用いた。

  • フラッグシップのZシリーズ

  • 窓に取り付けるウィンドウエアコン

フラッグシップのZシリーズには、コロナの独自技術「アクアドロップ洗浄」を採用。1時間あたり最大3リットルの結露水を室内機の内部で発生させて、熱交換器に付着している汚れを洗い流す。熱交換器表面のアルミフィンには、汚れが落ちやすい作用を持つ特殊コーティングの「クリアフィンコート」を施し、ホコリなどの汚れが流れ落ちる仕組み。洗浄後は約40分の温風乾燥を行い、熱交換器の表面をしっかり乾燥させて清潔性を保つ。

  • アクアドロップ洗浄の仕組み

フィルター自動お掃除機能は、運転の積算時間が約25時間を超えると、運転を停止したときに自動でフィルターを掃除。フィルターに付着したホコリは着脱式のダストボックスに溜まっていき、本体底面からワンタッチで取り外してゴミ箱に捨てられる。

  • 独自のワンタッチダストボックス

スマホ専用アプリ「コロナ快適ホームアプリ」と連携すると、エアコンの運転オンオフや、運転モード・設定温度・風量設定の遠隔操作に対応。自宅のエアコンだけでなく、遠隔地のエアコンにも接続でき、離れて暮らす高齢の祖父母宅のエアコンをコントロールするといった用途にも使える。

Zシリーズの18畳用「CSH-Z5622R2」の室内機サイズは、W797×D369×H295mm、重さ12.5kg。本体取付枠幅のサイズは787mm。室外機サイズは、W792(+配管カバー部87)×D310×H675mm、重さ43.5kg。

  • Zシリーズの概要