エレコムは2月8日、窓やドアのすきまを使って配線できる「すきまLANケーブル」を発表した。2月中旬に発売予定で、価格は2,980円。

  • 窓やドアのすきまを使って配線できる「すきまLANケーブル」

    窓やドアのすきまを使って配線できる「すきまLANケーブル」

厚さ約1.5mmのフラット仕様で、壁に穴をあけずに窓やドアの間を通して配線できる薄型LANケーブル。アルミテープで補強し、窓枠に沿わせるために曲げたり、窓やドアが開閉時に当たったりしても損傷しにくい仕様とした。

Cat.6Aに準拠し、電力供給が可能なPoE(IEEE802.3af)にも対応する。長さは約0.4mで、壁やドアを超える部分のみを「すきまLANケーブル」に置き換え、前後に通常のLANケーブルを接続して使う。両端には壁面などに固定するためのネジ穴を設ける。

すきまLANケーブルを使った配線に必要な、LANケーブル同士を繋いで延長する中継アダプターも同時に発売する。価格は3,680円。窓枠を通して屋外に出す場合を想定し、簡易防水テープが付属する。

  • すきまLANケーブル(LD-VAPF6A/SV04)

    すきまLANケーブル(LD-VAPF6A/SV04)

  • 中継アダプター(LD-VAPFR6A/SET)で通常のLANケーブルと繋いで使用する

    中継アダプター(LD-VAPFR6A/SET)で通常のLANケーブルと繋いで使用する