米Metaは1月27日、VR分野で使用してきたOculusブランドの終了を発表した。製品やサービスは順次、Metaブランドに統一される。
Oculus VRは2012年に設立され、2014年にFacebookによって買収。PCと接続して利用するVRヘッドセット「Oculus Rift」シリーズのほか、単体でVRを体験できるスタンドアロン型の「Oculus Go」「Oculus Quest」シリーズを展開してきた。
Facebookは2021年11月にMetaへの改称を発表。メタバースというビジョンを掲げ、これまでOculusが手がけてきた分野に注力する姿勢を見せている。このような背景からブランド統一と認知向上を図る狙い。
「Oculus Quest 2」など販売中の製品については、製品名の表記やパッケージの印字は順次Metaブランドに切り替える。ハードウェアやアプリストアからは名称が消えるが、開発者向けツールなどにはOculusの精神を残すとしている。