パイオニアは1月26日、USB 3.2 Gen1対応の外付けBD/DVD/CDドライブ「BDR-X13J-S」を発表した。BD、DVD、CDの読み取りや記録の品質を高める機能を備えている。価格はオープンで、予想実売価格は31,000円前後。2月より発売する。

  • USB 3.2 Gen1対応の外付けBDドライブ「BDR-X13J-S」。使い勝手のよい電動トレー式を採用する

BD-Rを最大16倍速で記録できるUSB BDドライブ。BD、DVD、CDなどへの記録では、データ記録時に適切なタイミングでパラメータ補正を行うことで、記録品質を高められる。アーカイブ用光学メディア「M-DISC」にも対応する。

Ultra HD Blu-rayやDVDなどの再生をサポートするほか、オーディオCD再生時に読み取り精度を高める「PureRead 4+」を搭載。リアルタイムでデータの欠落・補間の発生を抑える「RealTime PureRead」と併せて、CD本来の高音質が楽しめる。

新機能として、動作状態からアイドル状態などへの移行時間を調整できる「カスタムエコ機能」新搭載。接続デバイスとの電源連動機能「AUTO電源」も備え、消費電力を抑えている。

ソフト面では、音楽CDのエラー低減モードの設定、PureReadモード切り替え、カスタムエコ機能設定、アドバンスド静音モード設定などが行えるパイオニアBDドライブユーティリティを用意。Androidアプリ「Wireless Hi-Res Player ~Stellanova~」との連携では、PCレスでCD楽曲のリッピングが可能。PC用のバンドルソフトも豊富で、CyberLink製ソフトを多数ダウンロードで提供する。詳細は以下の通り。

  • Ultra HD Blu-ray再生ソフト:PowerDVD 14
  • 映像編集・BD/DVDオーサリングソフト:PowerDirector 16
  • BDXL対応ディスクライティングソフト:Power2Go 11
  • パケットライトソフト:InstantBurn 5
  • データバックアップソフト:PowerBackup 2.5
  • 画像・映像統合管理ソフト:MediaShow 6 LE
  • レーベル作成印刷ソフト:LabelPrint 2.5
  • 写真データ編集ソフト:PhotoDirector 10 LE
  • ライブ配信、画面録画ソフト:Screen Recorder 4」(新追加)
  • ビデオ用オーディオ編集ソフト:AudioDirector 7 LE
  • ビデオ用色編集ソフト:ColorDirector 5 LE
  • 映像変換ソフト:MediaEspresso(30日体験版)

おもなメディアの最大書き込み速度は、1層BD-Rが16倍速、2層BD-Rが14倍速、3層BD-R / BD-R LTHが8倍速、4層BD-Rが6倍速、1層 / 2層 / 3層のBD-REが2倍速、M-DISC SL / TLが6倍速、M-DISC DLが8倍速。インタフェースはUSB 3.2 Gen1。バッファメモリが4MB。本体サイズは約W160×D220×H50mm、重さは1.1kg。横置き用インシュレーター×4個と縦置き用インシュレーター×8個が付属する。