MMD研究所は1月21日、コード決済に関する利用動向調査の結果を発表した。1月1日~5日に実施されたアンケート調査で、18~69歳の男女44,727人から回答を得た。
QRコード決済の認知率は94.5%と高かったが、内容を理解している人は74.5%、現在利用していると回答した人は36.9%に留まった。普段利用している支払い方法を問うと、現金が84.8%で最多、クレジットカードは69.6%、コード決済を含む各種スマートフォン決済は43.6%だった。
コード決済を現在利用していると回答した23,566人に対して、最も利用しているサービスを調査。トップは「PayPay」で45.4%、次いで「d払い」と「楽天Pay」が同率16.7%、「au PAY」が13.5%と、首位のPayPayが2位以下にダブルスコアを付けた。
また、利用を検討している人4,596人には、最も検討しているサービスを調査。PayPayが24.4%、楽天ペイが18.7%、d払いが16.1%と、実際の利用者とほぼ同様のサービスが上位に挙げられた。