PowerColorが展開する「Red Devil」シリーズのグラフィックスカードは、独自設計の高性能冷却ユニットだけでなく、気分をアゲてくれるRGBライティングも特徴だ。そのRed Devilの最新世代モデルから、GPUにRadeon RX 6600 XTを搭載する「Red Devil AMD Radeon RX 6600 XT 8GB GDDR6」を入手したので、ちょっと試してみたい。
なお、AMDのご厚意により、このカードについて読者プレゼント用の1台も用意できた。記事内に応募方法も掲載しておくので、是非、参加いただきたい。
【新春お年玉プレゼント】Red Devil版「Radeon RX 6600 XT」の応募方法
応募はマイナビニュース・デジタル編集部公式ツイッター「@mn_pc_digital」をフォローし、こちらの応募ツイートをリツイートするだけ。リツイートの締切は2022年1月9日(日) 23時59分まで。応募いただいた方のなかから、抽選で1名様にプレゼントします。
【新春お年玉プレゼント】抽選で1名様に「Radeon RX 6600 XT」をプレゼント! 応募〆切は2022年1月9日(日) 23時59分です。
— 【公式】マイナビニュース デジタル (@mn_pc_digital) January 1, 2022
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<詳細な応募要項>
◆応募期間:2022年1月1日~1月9日(日曜日) 23時59分
◆プレゼント品物:「Red Devil AMD Radeon RX 6600 XT 8GB GDDR6」(未開封新品)
◆当選者数:抽選で1名様
◆応募条件:日本国内にお住まいの方
◆応募方法:
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当選者には応募締め切り後、【公式】マイナビニュース デジタルTwitterからダイレクトメッセージにて、送付先情報(送付先住所、受取人氏名、電話番号)をお伺いします。
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Red DevilなPowerColoer製「Radeon RX 6600 XT」の性能を試す
Radeon RX 6600 XTは、AMDのRDNA2アーキテクチャをベースとした1080pゲーム向けのミドルクラスGPU。GeForceで言えばRTX 3060やRTX 3060 Tiがライバルとなる人気の高いラインとなる。ソリッドな性能、競合モデルとの比較については、昨年のGPUリリース時に掲載したベンチマーク記事「Radeon RX 6600 XTを試す - 性能評価編、競合GeForceを揃えて徹底ベンチマーク」が詳しいので、そちらを参照いただきたい。
今回のPowerColoerのRed Devil版では、このRadeon RX 6600 XTに、100mm径の長寿命ボールベアリングファン2基と、銅製ベースとアルミ製フィン、太さ6Φのニッケルメッキヒートパイプ4本を組み合わせた冷却ユニットを載せている。電源回路にもDrMOSを採用した8+2フェーズVRM、高分子ソリッドコンデンサを採用することで、動作限界のマージンが大きいグラフィックスカードに仕上げている。
ほか主なスペックは以下の通り。
- ストリームプロセッサ:2048基
- エンジンクロック(OC):最大2,428MHz(Game)、最大2,607MHz(Boost)
- エンジンクロック(Silent):最大2,382Mhz(Game)、2,593Mhz(Boost)
- メモリ:8GB GDDR6
- バスインタフェース:PCIE 4.0
- 出力コネクタ:HDMI 2.1×1、DisplayPort 1.4×3
- サイズ:251.2×132.8×53.6mm
- 電力要件:600W
- 電源コネクタ:6ピン+8ピン
エンジンクロックは、リファレンススペックではGameクロックが2,359MHz、Boostクロックが2,589MHzと公開されている。Red Devilは冷却や電源回りが強化されている分、標準でオーバークロック仕様となっているようだ。
なお、Red Devilのスペック表ではOCとSilentの2種類のエンジンクロックがある。これはカード側面の物理スイッチでBIOSをオーバークロックモードとサイレントモードに切り替えできるため。サイレントモードではセミファンレス運用が可能となり、動作温度60℃未満の低負荷状態では、動的に冷却ファンの回転数をゼロまで落としてくれる。とはいえ、最大動作クロックに大差はないので、常用はサイレントモードがおすすめに見える。
それではさっそく、基礎体力を3DMark (v2.20.7250)で計測してみた。Red Devil AMD Radeon RX 6600 XT 8GB GDDR6と組み合わせたテスト環境は、CPUにRyzen 7 3700X、マザーボードにASRock X570 Taichi(AMD X570チップセット)、メモリにDDR4-2133 8GB×2、ストレージにM.2 NVMe SSD 250GB、OSにWindows 11。ドライバは2021年12月に出たAdrenalin 21.12.1を使っている。
続いてゲームテストでFINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークを実施。1080pをターゲットにしたGPUということで、オプション設定でフルHD(1920×1080)は標準品質と高品質の2つをテストしたところ、まだ余裕がありそうなので、高品質設定のままWQHD(2560×1440)と4K(3840×2160)も試してみた。結果としては、4Kだと評価が「普通」まで落ちてしまうが、WQHDは「快適」。FF XVは重めのゲームだが、フルHDから解像度を上げてもそこそこ頑張ってくれる。
オーバークロック版ではあるが、リファレンスのRadeon RX 6600 XTのレンジを飛び越えるような性能が出るわけではない。しかしながら、1080p環境で不自由する場面は想定しづらい高性能であることは確認できる。それよりも印象的だったのはノイズ(動作音)の小ささだった。ゲーム中に負荷が上がってこなければファンは止まっているし、ヒートシンクの効率も相当よいのだろう、回転していてもとても静かだった。電源も定評のあるDrMOSだし、見た目は派手だが、個人的には安定志向で選んでも魅力がある1台だと思う。
さて、入門用には十分以上、遊ぶゲームが余程でなければ、メインのゲームマシンにも導入できる最新世代のRadeon GPUである。かなり頑張った【新春お年玉プレゼント】となっているので、応募締め切り日に気を付けつつ、プレゼント抽選にも奮ってご参加いただきたい。
【新春お年玉プレゼント】抽選で1名様に「Radeon RX 6600 XT」をプレゼント! 応募〆切は2022年1月9日(日) 23時59分です。
— 【公式】マイナビニュース デジタル (@mnpcdigital) January 1, 2022
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