マクニカは11月16日、エムオーテックスと協業し、米国SplunkのSplunk Enterpriseを活用した「Splunk × LANSCOPE Original App」を開発したことを発表した。
マクニカとエムオーテックスが共同開発した「Splunk × LANSCOPE Original App」は、エンドポイントセキュリティを提供するエムオーテックス社のLANSCOPEと、マシンデータを元にセキュリティインシデントの検知・調査・分析を実現するSplunkを組み合わせ、LANSCOPEから吐き出される各種PC操作ログをSplunkにてダッシュボード化するApp。労務可視化、内部不正対策、ソフトウェア脆弱性対策を実現するものだ。
労務可視化(標準App)では、従業員のPC操作ログを収集し、Webブラウザ、メール、スクリーンセーバー(放置時)、Officeアプリ、エクスプローラー(ファイルを探している時間)など、それぞれの利用割合や利用時間を可視化する。ダッシュボードは個人単位およびグループ単位で変更することが可能だという。
また、内部不正対策(有償App)として、組織内の重要情報の外部への持ち出し、外部デバイスへの書き込み、外部へのアップロード、印刷、メール 添付等、不正が疑われる行為を視覚的に管理することが可能。アラートを設定することで管理者に通知を飛ばすことも可能で、万が一持ち出しが発生した場合は、誰が、いつ、どの方法で、どこに、何を持ち出したか行動をさかのぼることで、影響範囲を特定できるとしている。
さらに、ソフトウェア脆弱性対策(有償App)として、自社が持つ IT資産全体の管理と各ソフトウェアの脆弱性の有無、対象のバージョン、該当アプリケーションのインストール端末などを可視化することが可能となっている。
Splunk × LANSCOPE Original Appの価格は、標準App(労務可視化)は無償(サポートなし)、有償Appの内部不正対策およびソフトウェア脆弱性対策はそれぞれ税別70万円から(サポートあり)。