アーキサイトは11月4日、台湾のキーボードブランド「Vortexgear」の有線メカニカルキーボード「VORTEX 10」を発表した。コンパクトモデル「POKER」シリーズのコンセプトを引き継いだ60%メカニカルキーボード。上部は質感の高いアルミニウムを、底面は半透明のポリカーボネイト素材を採用し、LEDの光が美しく漏れるようにした。Amazonなど一部オンラインショップ限定で販売し、実売価格は22,000円前後。

  • 60%の有線メカニカルキーボード「VORTEX 10」

Cherry RGB MXキースイッチを採用したメカニカルキーボードで、青軸 / 茶軸 / 赤軸 / 静音赤軸搭載モデルの4種類を用意する。キースイッチはホットスワップに対応するので、半田付けの必要なくほかのスイッチに交換できる。

  • キースイッチはホットスワップに対応する

キーボード本体は、CNCアルマイト加工を施した継ぎ目のないアルミニウム製。キーキャップは文字が消えない2色樹脂成形で、フォント部分がLEDの光を透過するため鮮やかに発光する。フォント位置は斜面に配置し、上から見ると文字刻印がない設計。1,670万色で発光可能なLEDは、表面のスイッチ側と基板背面側に実装。ボトムケースを半透明のポリカーボネートにすることで、キーボード底面の光が周囲から漏れる仕組みとなっている。

  • キーキャップは刻印が側面に用意されている

  • 側面の刻印部から光が美しく漏れる

  • 底面は半透明素材が使われ、LEDの光がきれいに漏れる

  • 底面から漏れた光は幻想的に柔らかく光る

ハードウェアマクロ機能を搭載し、キーの配置変更や入力パターンのプログラミングなどのマクロ設定をキーボードに保存しておける。DIPスイッチの切り替えにより、「Layer1」~「Layer3」の設定切り替えも可能だ。

キー配列は英語61キーで、Nキーロールオーバーに対応。ポーリングレートは1,000Hz。インタフェースはUSB 2.0(Type-C)で、ケーブルは脱着式。本体サイズはW290×D105×H37mm、重さは540g(ケーブル含まず)。