日立グローバルライフソリューションズは10月20日、冷蔵庫下部の引き出し上段に野菜室を配置した「まんなか野菜 KWCタイプ」(2機種)を発表した。発売は11月18日、価格はオープン。推定市場価格は、容量567LのR-KWC57Rが410,000円前後、容量498LのR-KWC50Rが370,000円前後。本体カラーはブラストモーブグレーとブラストシルバー。
野菜の取り出しやすさに配慮し、冷蔵庫下部にある2つの引き出しの上段を「野菜」に適した温度帯に設定した冷蔵庫。工場出荷時は野菜用に温度設定されているが、ライフスタイルの変化にあわせて「冷凍」や「冷蔵」へと温度帯の変更が可能。引き出しの下段も同様に、「野菜」「冷凍」「冷蔵」の中から好きな温度帯を選べる。上段を冷凍室、下段を野菜室に設定するほか、上下ともに冷凍室に設定するといった使い方ができる。
外観には新デザインを採用。ブラスト加工を施したようなマットな質感で、柔らかな光を帯びた鋼板を用いた。美しい素材感で空間に溶け込むとしている。
冷蔵室の棚のどこに置いても鮮度を長持ちさせる「まるごとチルド」、肉・魚の保存に適した「特鮮氷温ルーム」(冷蔵室の下部に配置)、すばやくホームフリージングできる冷凍室の「デリシャス冷凍」といった機能は引き続き搭載する。
このほか、冷蔵庫内の食材チェック機能を拡充させたスマホ専用アプリ「日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ」にも対応している。庫内の部屋ごとにスマートフォンで撮影した画像を記録するほか、ドアポケットの画像も記録でき、食材の使い残しを防ぐ。
R-KWC57Rの定格内容積は合計567L。冷蔵室は308L、切替室上段が104L、下段が100L。本体サイズは幅685×奥行740×高さ1,839mm。
R-KWC50Rの定格内容積は合計498L。冷蔵室は271L、切替室上段が92L、下段が88L。本体サイズは幅650×奥行701×高さ1,839mm。