台湾MSIは、グローバル市場向けの発表として、既存の同社製簡易水冷CPUクーラーに対し、LGA 1700ソケットに対応させるためのアップグレードキットを配布すると明らかにした。この施策の受付期間が、2021年11月4日から2022年4月30日までに設定されていることから、開発コード「Alder Lake」こと第12世代Intel Coreプロセッサの登場が11月4日になるのではと噂されている。
この施策は、MSIが販売中の簡易水冷CPUクーラーのうち、以下の製品でLGA 1700ソケットに対応するためのアップグレードキットを無料配布するというもの。注目なのは配布受付を開始する日程だ。いずれのクーラーも既に発売されている製品のため、すぐに開始しても良さそうなものだが、やや先に設定されている。このことから、「Intelの次期プロセッサの提供開始に合わせた日程なのでは」と憶測を呼んでいるようだ。
対象モデル
- MAG CORELIQUID 360R
- MAG CORELIQUID 280R
- MAG CORELIQUID 240R
- MPG CORELIQUID K360
- MPG CORELIQUID K240
なお、アップグレードキットの配布が日本国内でも行われるかについては現在のところ不明。詳細はグローバル版MSIのキャンペーンページに詳しい。